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部屋に住む Episode 4. 人の存在

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日曜なので教会に行きました。

そうやって書くと、さも習慣のように聞こえますが、

もちろん、ルームメイトに誘われて。

 

 

キリスト教徒じゃないけど大丈夫かなと心配する中、

こじんまりとしたステージの前に並ぶ、長椅子に腰掛けます。

 

「まさか一緒に来るとは思わなかったよ」と、

誘っておきながら、隣に座るルームメイトはさっきから2、3回言ってきます。

 

 

壇上では、おじさんが、

神によって人間は作られて、だから一人一人存在するのは意味があるのだといった具合の話をし始めます。

その中で、印象的なたとえ話が。

 

「ピカソが絵を描く時、傑作はあるけど、もちろん失敗作もある。

そういうのは、くしゃくしゃにして捨てる。

まあまあかな、という作品は部屋の隅に置いておくかもしれない。」

 

「でも、」

とおじさんがマイクに向かって言います。

 

「人間はみんな Masterpiece (傑作) なのよ。

あなたと全く同じ人なんて、他に存在しない」

 

と。

 

前日の大雪にもかかわらず、教会はほぼ満員。

「Yes」と、おじさんの話に同意する声が、ちらほら聞こえます。

 

 

 

————————————

 

 

 

「みんな、特別なんだよね」

とルームメイトは言いました。

 

話はさかのぼり、数ヶ月前。

寮の部屋。

はかどらない宿題を机の上に放置して、タマゴボーロをぼりぼりかじりながら、

「人に興味がないんだけど、どうしよう」と、私はルームメイトに相談していました。

 

 

私のルームメイトは、友達が多く、とにかく人と話をするので、

聞いてみたのです、なんでそんなに人に対して興味を持てるの、と。

 

「だって、目の前にいる人と、もう二度と会えないかもしれないから。」

と彼女は答えました。

 

「存在するのには、意味があると思うのよね。

たまに、

別に自分が生まれてこなくても、他の誰かが生まれてきただけでしょ。

って言う人いるけど、それは違うと思う。

だって、お父さんとお母さんが出会う確率って、すんごいよ。」

 

すこし納得しましたが、やはりひっかかります。

みんな特別なんだと、頭では分かっていても、この人とは話していて無駄だな..、とかたまには思わない?と聞いてみると、

 

「思う思う、」と

彼女は高校生の時の話をし始めました。

 

「だから、1年目は、あからさまに「特別っぽい」人を探して、話してたな。

例えば、同級生で、戦争で両腕失って、顔の7割を火傷した人とか。

でも、2年目は、そういうの関係なく、とりあえずいろんな人と話してみた。」

 

なるほど、今の彼女の状態でしょう。

初対面でぐいぐい話しかけてくる感じだ。

 

「でね、」

 

と彼女はふふっと笑います。

 

「ずっと馬鹿だなこいつ..って思っていた友達が、いたんだけど。

ある日、知ったのよ。彼女、すんごいヨガがうまいの。」

 

ヨガ?

 

「そうそう。暇な時間でヨガをやってるのをたまたま、見かけて。

腕の伸ばし方とか、姿勢だとか。

とにかく、美しかった。

 

当たり前のことかもしれないけど、

顔に火傷を負っている人だけじゃなくて、

こいつ馬鹿だなって、見下していた人も、皆、なんか特別なことがあるんだなって。」

 

私の目をじっと見据えて言います。

 

「生まれてきたからには、意味がある。

みんな、何か特別なものを持っていて。

だから、人のことを知りたい、って思う。」

 

 

————————————

 

 

教会でおじさんがまだ、話しています。

日曜日のお昼。

建物の中は雪の照り返しで、明るい。

 

「100ドル札が目の前にいくつか、あるとしよう」

 

とおじさんが言い出しました。

ピカソから始まり、きっとたとえ話が好きなのでしょう。

 

「すごく綺麗でピンとした100ドル札もあるし、手垢で汚れたお札もあるよね。

でも、汚いからって、捨てたり、破ったりはしないはず。

だって同じ100ドルの価値があるから。」

 

その場にいる多くの人が頷きます。

 

「いろんな人がいて、嫌いだ、とか、この人つまらないなって思ったりするかもしれない。

でも生まれてきたからには、みんな、同じworth (価値) がある。

だから、大事にする」

 

 

始終冗談ばかりのおじさんだったけれども、

言葉の選び方は好きでした。

value ではなくworth.

 

 

 

おわり

 

 

 

 

※次回あたりでこの連載は最終話にしようとおもいます

 

 

 

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部屋に住む Episode 3. 喧嘩とシチュー

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たかだが、シチューでした。

 

友人Aさんと一緒にクリーム・シチューを作ったのですが、

出来上がる前にいざこざがあって

「いらない。全部食べればいいじゃん」と私が言い捨てて台所を出たら、

文字通り綺麗さっぱり鍋の中身が無くなっていた、という、本当にそれだけの話。

 

 

文章にすると改めて、こんなことに怒っていたのかとくだらなさに驚いてしまいますが、

私はというと、シチューを一口も食べられずに、とぼとぼ部屋に戻り、

ルームメイトに愚痴っていました。

「一緒に作ったんだし、少し残しておくぐらい、労力はいらないでしょ。どう思う。」

と。

 

ってなわけで今回はシチューの話です。

はじまりはじまり〜

 

 

少し考えて、ルームメイトは答えました。

 

「でもさ、Aさんはきっと考えたんだよ。

きあはいらないって言ってたしな、自分が全部食べた方が喜ぶのかなって。」

 

いやいや、と私は笑ってしまいました。

ありえないって、と。

.  

 .  

「でもさ、そうじゃない?

食べられなかったから、怒っているんでしょ?って言ってくる人だよ、Aさんは。

素直に言葉を受け取る人なのかもしれない。

誰もきあの頭の中を覗けるわけじゃないからね。」

.  

.   

ふむ。

 .  

 .  

彼女は突然、自分の話をしました。

「私ね、多分コンピューターサイエンスをする仲間で嫌われていると思うの。」

え、と驚く私をよそに、ルームメイトは話を続けます。

 .  

「夜11時ぐらいで私、眠いって言って帰っちゃうからさ。

で、その間みんなは寝ずに、努力しているのに、なんであんたは努力しないのって。」

 

.  

確かに彼女は、徹夜している仲間をよそに、

毎日絶対に、夜12時か1時に寝て、朝8時に起きています。

それに加えて、Googleの夏のインターンを取ってしまったものだから、あまり良い風に見られていないのもちょっぴり聞いたことがあります。

 

「でもね、」

と彼女は続けます。

 

「私にとって大切なのは睡眠なの。

だから、他の人が これだけ努力するのが当たり前とか 徹夜はするものでしょう という価値観とか基準で私のことを計るのはおかしな話じゃない?」

 

 

 

 

あぁ。

私も同じことを数分前にしていました。

 

シチューを、一緒に作った人の分まで残す事。

「全部食べればいいじゃん」はそのままの意味ではないということ。

 

それらは言わなくても伝わる「当たり前のこと」でしょ、

っていう自分の物差しをAさんに対して、使っていました。

 

 

納得した私を見て、ルームメイトが聞いてきました

「でさ、Aさんはあなたに謝ったり、感謝したりしたことはある?」

 

すこし考えて、頭を横に振りました。

考えてみると、一回もないかもしれない。

 

ルームメイトはすこし驚いて言いました。

 

「うん、謝らなきゃいけないよね。

人が怒っているときに理由なんて、無いの。

っていうか怒っている理由って結構どーーーーーだっていい、小さいことだったりするんだよね。」

 

シチューの話を「小さいこと」と言ってきたのにはちょっとムカっとするけれども、彼女の話を聞きます。

 

「それより大事なのは、怒らせたってことはその人を

傷つけてしまった、悲しませてしまっていうことなんだから

それは

なんでこの人、こんなことに怒っているの?意味不明。   云々じゃなくて、

まずは、悲しませてしまったことを、謝らなきゃいけないんだよね。」

と。

 

なるほど…

まるで痴話喧嘩の万能薬のような答えを披露したルームメイトは立ち上がりました。

 

部屋の隅にある、冷蔵庫に向かいます。

 

「きあ、パイナップル食べる?」

 

私はお腹がすくとあからさまに機嫌が悪くなることを熟知しています。

 

返事をする前に彼女はパイナップルを切り始めました。

 

私は普段、ちゃんと感謝しているだろうか。

 

「ありがとね」

 

と言うと、彼女は照れ臭そうに笑いました。

「うん、そんな労力はいらないしね、パイナップルを切ることくらい。」

 

 

ついでに彼女はパイナップルに包丁を当てたまま、髪を振り乱して飛び跳ねました。

「きあの切り方のマネ!」

 

 

私は笑いました。

彼女も笑いました。

 

 

あー、やっぱり好きだなぁこの人

 

 

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部屋に住む Episode 2. 図書館

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引き続き、ルームメイトとの話。

 

 

「きあ、図書館に行かない?」

2人、部屋で勉強していたらルームメイトが言い出しました。

時刻は夜10時。

 

「雨だし寒いし、やだヨー」

と反抗すると

「ほれ!行くよ!」 と促されます。

 

 

……。

 

しばらくの睨み合い。

緊迫する空気。

 

やだよ行きたくない、と目で訴えると、

ほら行こうよと言った具合の視線を返されます。

さらに目力を上げて、行きたくないんだ!と無言で主張すると

 . 

「あ、本当?

やったーじゃあ行こう!」と一体どんな解釈をしたのか、ルームメイトが喜びます。

どうやら視線だけで会話はできないようです。

 

「図書館何時まであいてるっけ」と聞かれたので、

まだ行きたくない気持ちは変わってないから、と念を押した上で調べようとすると、

「いいから、支度して!」と指摘されます。なんだい。

 

ぐずぐずしながら、

図書館に行かなきゃいけない理由を説得してよ、と彼女に頼むと、

 . 

 . 

「私は図書館で本を読む必要がある。

そのためには付き添いが必要だ。

君が付き添いだ」

 .

 . 

と、なんとも論理的なのか、論理的じゃないのかよく分からない答えが返ってきました。

しょうがないので支度をし始めます。

 . 

「じゃあその間に私は・・」

と図書館の時間を代わりに調べてくれるのかと思いきや

ウクレレを取り出しました。

ジョンレノンのImagine を弾き始めます。

 .   

 .  

その曲選はなんなんだろうと思いながら、

片足を椅子の上に乗せる、おきまりのポーズでウクレレを弾くルームメイトを眺めます。

「よし、きあ歌って」

「ほいほい」

恒例の歌のセッションがはじまります。

ちょうどいい。もしかしたら気が紛れて図書館のことを忘れてくれるかもしれない。

 . 

 .  

そんな淡い期待を抱きながら、曲が終わり、キリのいいタイミングでさりげなく、

「今からジム行ってくるから、その後に図書館で合流しようよ」と提案したら

「そう言って、こないでしょ」と見事に見透かされます。

あちゃ。結局折れることに。

 . 

 .  

夜10時20分です。

てくてく図書館に。

  . 

ようやく席を見つけ。それぞれ勉強をし始めます。

 . 

 .    

しばらくすると、

 . 

視界の隅で、あくびをかみ殺しているルームメイトが見えます。

そしてやはり。

 .   

ルームメイト「眠い」

きあ「うん、眠いね。帰る?」

ルームメイト「帰ろ」

 . 

 . 

 .    

そうして夜11時に帰宅しました。

 . 

行くか行かないか決めるのにかかった時間 20分

図書館滞在時間 40分

歌ったジョンレノン 2曲

 . 

うん、いったいなんだったんだろう。

 .  

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部屋に住む Episode 1. パイナップルと狂ったピアノ少年

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.

夕方、5時半頃。

「今日、フライドチキン買って帰ってくるね!」

とルームメイトからメッセージが来た。

.   

「お米、炊いといてくれる?」とも書いてあったので炊いて、待機。

.   

3週間ほど前からフライドチキンが食べたい、と暇さえあれば言っていたので

(稀にピザが食べたい、と気の迷いもあったものの)  なんとも微笑ましい。

「夢が叶ってよかったね」と返信した。

.  

数時間後、フライドチキンを片手に戻ってきた。

炊きあがった米をお皿に盛り付けて、フライドチキンをつまんだら、

「え、お米と一緒に食べるの」と引かれる。

.

あら、米炊いてって言ってなかったっけ。

軽く混乱。

.

.  .

フライドチキンは美味しくいただき、

食後、パイナップルを食べよう、ということになった。

 .

部屋に置いてある冷蔵庫には、なぜかいつも南国の果物とアボカドが常備されている。

  .

まるごと一個、まな板に置くが、

切るのがなかなか難しいようで、彼女は苦戦している。

 .

「きあ、切って」と言われるので、

包丁を持つが、なるほど。

なかなか刃が通らない。

 ..

立ち上がり、「おおおおお」と声だけ張り上げても、その努力は虚しく刃は動かない。

全体重をかけてもダメだ。

ついには、パイナップルに刃を当てたまま、ジャンプしたりすると、

ルームメイトが横で笑い始めた。

 .

私はサービス精神旺盛なので、

調子に乗って、飛びながら変顔もしてあげると、大笑いするルームメイト。

彼女はツボが浅いので助かる。

パイナップルと悪戦苦闘していると、

ルームメートが「その切り方、前に見た動画の人とすごい似てる」とのこと。

パソコン取り出して見せてくれたのは

America’s Got Talent というテレビ番組で、

9歳の少年によるパフォーマンスだ。

  .

 .

この少年と似ているというけど、パイナップルのパフォーマンスとはいったい

どんな切り方をするんだろうとワクワクしたら、

動画の少年はピアノを弾きだした。

どうやら、彼のピアノの弾き方と、私の飛び跳ねながら切る姿が似ていたらしい。

確かに、9歳の少年は狂ったようにピアノを弾いている。

 .

.

うまいねーと言いながら動画を見ていると、一人の審査員が目にとまった。

「お、この審査員、美人だね」とコメントしたら

 .

「あーーーちょうど今の発言面白かったのに、ちゃんと聞いた?」とルームメイト。

 .

ごめん、と謝ると

巻き戻される。

 .

「あと数秒でくるよーくるよー」とルームメイト

 .

.

 

「あれ、よく見たらそんな美人でもないね」と私。

「ちょっと!!!!ここだったのに!!!!!今のちゃんと聞いた?!!」

と叱られ、また巻き戻し。

少年は相変わらず、それはもう激しくピアノを弾いている。

 .

「いや、いまの観客の人・・」と

発言を終わる間もなく「集中して!」と言われる。

 .

挙げ句の果てには

「パイナップル、私切るから。黙って聞いて」

と代わってくれた。

 .

他にも

「ほら!今の所!少年が勢い余って、ピアノの椅子が倒れるよ!」

と、随所で、彼女にしかわからない感動ポイントを教えてくれる。

結局、椅子の倒れるシーンを3回、観ることになった。

すごいすごい、とはしゃぐ彼女の横で

私には、頷くことしかできない。

 .

ようやく満足したところで、

「別の感動の動画もあるけど、見る?」と聞かれた。

それよりパイナップル食べたいな、と思ったけど、見ることに。

テレビ番組で、Whitney Houstonを歌う女子大生の動画。

 .

狂ったパイナップル少年の動画とは打って変わって、登場前からしんみりした雰囲気だった。

「亡くなった母のために歌います」と涙ぐみながら語るのに対して、思わずもらい泣きしそうになる。

 .

「泣いてるね」とルームメイトがつぶやく。

うん、と頷く。

 .

イントロが終わり、女性はステージの上に。

緊張した面持ちだったが、歌い始めると、画面越しでも伝わってくる圧倒的な歌唱力に目を見張ってしまった。観客も感動の嵐。

出場している女性の知人が映し出される。泣き笑いの表情で見守る姉妹。ハンカチで目元を拭う親戚。

 .

「泣いてるね」とまた、ルームメイト

私は頷いて、何も言わない。

それより、歌に集中したい。

ルームメイトはすでに動画を見たことがあるから飽きたのだろう。

肩を抱き、涙ぐむ友人らしき人数名が映し出されると

「みんな泣いてるんだけど笑」と笑い始める。

 

ついに、「ぬおぉおい!こっちは見ているんだよう!」と若干怒ると

「なによ」と返される。

きあ「脚きれいだね、この人」

ルームメイト「ヒール履いているからじゃない?」

きあ「そっか。」

 

 

歌の動画は途中で切り上げ、ガタガタに切れた、パイナップルを食べた。

 

 

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部屋に住む Episode 0. はじめに

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こんにちはー きあです!

やっと期末が終わり、数時間後に帰国しますうう

 .

留学といえば、寮生活。

寮といえば、ルームメイト。

  .

私は、ところで、ルームメイトが大好きです。

なので、彼女との生活を書こうと思います。

 .

冬休み中の連載です。

飽きたらやめようと思います

 .

2015年 12月

-きあ

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早口な学生と

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11/21(土)

 

ハーバードの寮にて。

頭の回転と、口の動きのやたら早い、とある学生との会話。

さて、この人は一体どんな面白い人なんでしょうか。

 

 

— でさ、君のこと、もっと教えてよ。

 

 

晩御飯を食べたあと、早速ナンパしてみました。

 

 

ソファに座り、繰り広げられる知的な(?)会話

はじまり、はじまり

 

***

 

— いま、大学2年生だよね。なに学んでいるの? 

あーんど、そもそも興味をもったきっかけは?

 

 

学生「俺は中学と高校、数学をめちゃめちゃやっていて。

多分、それで、この大学に入れた。

他のやつらはもっとすごいよ。数学の世界オリンピック優勝とか。

 

で、数学以外に、興味のある分野無いかなーってときに、

中学3年生でコンピューターサイエンスに出会った。

俺はもう、大学に入る前に好きなことが決まっていたから、ラッキーだったよ。

 

— コンピューターサイエンスは、ハーバードで人気な専攻?

 

学生「Pre-med (医学部の準備的な)、コンピューターサイエンスと政治を全部合わせたら全生徒の何パーセントになるよ?っていうくらい人気かなー

自分の周りは、ってだけかもしれないけど。」

 

 

— 将来というか、何を目指しているの?

 

学生「家族を養いたいな。あとは、ものを作りたい。一番簡単に人の役に立てるしね。会社に入ってやるとなると、縛られてしまいそうだから、起業することも考えている。」

 

— ふーん。

 

ここで、ずっと疑問に思っていたことを聞くことに。

 

 

 — 思ったのがさ、もちろん一概には言えないけど、ハーバードの人って、

社会に貢献したり、「もの」を作ったりしたいって気持ちが強いようながする。

 

役に立ちたいっていうモチベーションはどこからくるんだろう?

例えば人気の専攻とかも、よく考えると全部「役に立つ」ものだよね。

 

彼の反応が0.5秒遅くなった。

 

学生「…それは考えた事なかった。逆に他の大学では違うの?」

 

 

 

うーん、例えばブラウンで、「人気の専攻は?」って聞かれたら、

コンピューターサイエンス、国際関係、数学、英文学、経済って答えているうちに

「あれ、結局、どれが人気なんだろ?」ってなる。

でもそれって、会う人会う人、専攻がけっこー違うからなんだよね。

 

 

IMG_3499

 

 

 

— ブラウンは競争がないってよく言われるけど

ほんと、皆、お互いのこと、興味なくて笑 良い意味でね!

人は人、自分は自分。

友達のA子は工学にはまっているみたいだけど、私は哲学マニアだから別にいいのっていう風潮があるかなー

 

 

 

 

学生「ふむ、面白いね。人間として充実するにはブラウンみたいなところがいいのかもね…..。自分の学びたいことを学ぶ。それってすごく、健康的なのかもしれない。」

 

— もちろん単なる、そういう人が多い、ような気がする、っていう傾向だけど。

 

一方でハーバードにお邪魔すると毎回思うのよね

自分って、っていうか人間って、きっともっともっと出来るはずだって。

 

ここの人を見ていると、そのポテンシャルとか能力とかを

100%に非常に近い勢いで使っている気がする。

燃え盛るエネルギーをすごい感じる。無駄がないっていうか。

 

さっき1時間強、スマブラで遊んだ後に言うのもなんだけど笑

 

 

 

学生「あはは。競争とプレッシャーは常にあるよ。

 

実は、MITとここ、どっちに行くかで迷ったんだ。

で、授業的には俺の興味分野を考えるとMITの方がいいのだろうけど、ハーバードに来た。

ここに来る人は皆、「ハーバード」に来たくて、来ているからね。

 

 

ここでは絶対に一番にはなれない。

高校で一番だった人が集まっているから、いくら頑張っても上には上がいる。

 

例えば、ルームメイトはすごいよ。

あいつ、5つか6つくらいクラブに入っているんだけど

何をやっているか全部、把握できない。

気がついたらいつもすごいことやっていてさ。」

 

 — それでお互い刺激しあって、より一層そういう環境になっているんだろうね。

ハーバードは確実に、新しいものが生まれる場所だと思う。例えばそれは、周りの優秀な学生もそうだし、スタートアップにお金をくれるような金銭的なサポートもそうだし。

 

あと、関係ないけど、寮にキッチンが無いのは驚いた。

 

学生「え、普通あるの?」

 

 

ブラウンの寮にはほとんど、キッチンあるよ。

食事の制度が違うというのもあるけど、こっちではミールプランが選べるから、上級生になると自炊する人が多い。ハーバードにキッチンが無いのは、別にお金がないからっていうわけでもないだろうし。必要がない、ってことなのかね。」

 

 

そうして、話し始めてから30分経った頃だろうか。

彼が立ち上がった。

「うん、じゃあ俺はそろそろ、課題を再開しないと。」

 

階段を降りようとする彼の背中に、最後、質問をしてみた。

 

— ところで、なんで、p-set、とか d-hallとか って呼ぶの?

 

 

課題、Problem- set を p-set

食堂、Dinning hall を d-hall

と省略して呼んでいたのが気になった。

 

ははっと笑った後に彼は素早く返事した

「やっぱり俺らは効率が良いのが、好きなようだ。」

 

 

話せてよかった、

と言い残して彼は去っていった。

 

 

< 編集後記 >

 

たったの数十分。

彼は喋るのが恐ろしく早かったから、若干、無機質な印象になってしまった。

あれ、でもそもそも早口かなんて、文面だから伝わってないか。

 

けど、いろーんな面白い人がいる。

 

のほほんとした印象と裏腹に、スポーツをやっていて、毎日3時間練習をしながら勉強をこなしている人。

 

Amazon、Google、Microsoft… 誰もが知っているような会社に、1・2年生の時からインターンをして、どっかの途上国の開発をしていて。

ハーバードの人に限らず、そうやってミッションをもって切磋琢磨して

日々生きている人を見ると、じゃあ自分は?とやっぱり思ってしまう。

 

 

でも、焦りとか劣等感というよりは

「しっかりせねば」と背筋が伸びる感覚に近いから、そういう意味では成長したのかな。

どうなんしょ。

 

ちなみに今回の内容、

あくまでも私による観察日記なので鵜呑みにしちゃダメよ!

 

 

とりあえず期末試験あと1週間

がんばろ。

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「人」の見えていない物語

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こんにちはー。

サンクスギビングのネタやらがまだありますが、

今日あったことが印象的だったのでそっちについて書きます。

真面目な記事です。ほんとだよ。

今日

冬に参加するとあるプロジェクトの、オリエンテーションにいきました。

 .

プロジェクト自体は、1週間かけてホームレス、社会保障、教育、刑務所についてなどの社会問題を、実際にキャンパスの外に出て把握するというもの。

 

IMG_3300

プロビデンス。

 

オリエンテーションでは、30人程度の生徒、つまりほぼ全員が教室に集まりました。

ちょっとしたアイス・ブレイクをやったあと、

手を叩くゲームをやることに。

 

ルールは簡単。

出題者の質問に対して、内容が自分に当てはまったら手を一回叩きます。

 

全員目を閉じて、質問が読み上げられます。

 

「私はブラウン大学の生徒である」

全員手を叩いたのでしょう。

パン、という大きな音が部屋に鳴り響きます。

 

なるほど、こういう感じね。

 

質問は立て続けに聞かれます。

 

「違法なことをして、でも捕まらなかったことがある。」

えっ。

と驚く間もなく

数名が、手を叩く音。

予想以上に音が大きい。

 

こういった質問もあるのね。

耳に神経を尖らせます。

 

「性についての意識や体について、誰にも言えないことがある」

数名が手を叩く。

 

「家族や友達が刑務所にいたことがある」

 

・・ケイムショ?

いやいや、これはさすがに。

 

パンと、数名が手を叩く。

 

「ホームレスを経験したことがある」

 

少ないけれども、2-3人、手を叩く音がする。

 

 

—-

 

 

20問ほど質問があり、終了。

純粋に驚きました。

そんな背景を持った人たちが、同じ大学に、そして今、ここの部屋にいるのか、と。

手の叩く音がするたびに、自分が当たり前だと思ってきたことに対して平手打ちされているような気分でした。

 

ただ、実際ブラウンに来てからそういうことばかりです。

 

暇さえあればパーティーに行っていて非常に失礼ですがアホなんじゃないかと思ってしまっていた人も、

実はコンピューターサイエンスが異常に得意だったり。

 

故郷はどこ?

単純だと思っていた質問に対して、

「先祖は奴隷だったから、自分がどこから来たかはわからない」

と、ここにくるまでは、日常会話で「奴隷」という単語が出てくるとは予想だにもしていませんでした。

 

 

今回の企画でも

さっきまで、隣に座っていたパッと見「リッチそうな、長身で耳ピアスの白人」だった人が

たったの10分で「親が離婚して、お母さんがキャンプ・カーで全米を巡り写真を撮っているから、自分の故郷がどこにあるかわからない、人見知りの人」になるわけです。

その情報すらも、彼のほんの一部の物語にすぎません。

 

 

IMG_3388

これもまたプロビデンス

 

そういえば

なぜアメリカの大学に行きたいの?

と聞かれた時

一つの要素として「人」と答えていました。

 

世界中から集まった、いろーんな背景の人が

同じ大学で食べて、寝て、話して。

それって、改めて考えると、とってもすごい。

 

一方で、ただ集まるだけではなにも起きません。

では、いまの私は、周りにいる面白い人たちを知ろうと、

「見えていない物語」を話してもらおうと、努力をしているのでしょうか?

多分していません。

 

 

そうやって、深く知らないまますれちがって

もう二度と会わない人はどれくらい、いるのでしょうか。

ただの「リッチそうな長身で耳ピアスの白人」で終わる人はどれくらいいるのでしょうか

 

 

 

純粋に、ここにいる人たちをもっと知りたい。

だって、見えていないだけで

 

同じクラスで名前の知らないあの人も、

いつも寮をピカピカにしてくれる掃除のおばちゃんも、

おじちゃんも。

 

それぞれ物語を持っていて。

人は知れば、もっともっと面白いはず。

かめばかむほど味が出てくる、酢こんぶ的な?

 

手の叩く音を聞きながら

そんなことを感じました。

 

 

寝ます

おやすみなさい

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2015年 12月27日

ブラ熊と、一緒にご飯を食べませんか?

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コオロギの鳴く食卓

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小さい子供は宇宙人だ。

 

.ドアの脇にあるブラインドの隙間から

住人と思われる女の子が、こちらを覗いているのを見て、そう思いました。

 

覗くのはいいけど、ぜひドアを開けてほしいわ。

もう一度、玄関のベルを鳴らします。

 

 

Thanksgiving

感謝祭

 

多くの人が実家へと帰る中、

わたしは友人の知り合いの家族のお宅にお邪魔することに。

 

バタバタと音がしてようやくお母さんらしき人が「どうぞ、いらっしゃい」とドアを開けてくれます。

 

一歩足を踏み入れるなり、

“I saw you from inside!”

あなたたちのこと、家の中かから見えたんだからね!

とブラインド覗きの女の子、Graceが自慢してきます。

 

 

「ふん、こっちからだって見えたんだからねッ!」とそこはきちんと張り合っておきます。

 

すぐに奥から男の子、Joesが出てきて、

「君たちの名前は、名前は、名前はなんだ、なんだ、なんだ、なんだ!」

とせわしなく指を差して、畳み掛けてきます。

 

男の子は7歳、女の子は6歳。

 

一体、この人たちの思考回路はどうなっているのでしょう。

不思議です。

 

そこから何がどうなったのかは覚えていませんが

どうやら2人と親しくなってしまったようです。

 

他の人々7-8人が食卓で談笑しながら料理ができるのを待っている中、

私はというと隣のリビングで、膝の上にGraceを乗せていました。

 

上に乗せたまま、左右に体を軽く揺らすと、けらけら笑いだします。

揺れの大きさと比例して、笑い声が大きくなります。

もう一回!もう一回!

 

「ふふん、これはレベル1だったんだから」

と言うと、じゃあ次はレベル3!

と要求してきます。

 

まさか20歳にもなってソファの上で、

子供を膝に乗せて飛び跳ねることになるとは思いませんでした。

 

兄、妹交互にやって息切れ。

無邪気な、もう一回!もう一回!コールは、お母さんの「お食事よ!」によって中断されました。

危うくシックスパックになるところだった。

1日だけでこれなので、ずっと一緒にいると、大変そうです。

 

再び食卓に戻ると

七面鳥、パン、オーブン料理。

テーブルの上に色とりどり並んでいます。

 

10人前後でテーブルを囲み、専攻、大学についてなどありきたりな会話をします。

 

 

程なくすると、お母さんが

コオロギゲーム をしようと提案しました。

 

きっと、事前に計画していたのでしょう。

ゲームの説明を男の子に促します。

 

男の子はついにきたかと、大事そうに置いていた紙切れの入ったコップを持ち、立ち上がりました!

 

「このように、あまり知らない人が集まると食卓が気まずくなりがち。

会話が盛り上がらなさすぎて、

外でコオロギが鳴くのが聞こえてしまうほど、静かになってしまう…..

のを防ぐために!コオロギゲーム!」

 

とのこと。

 

どうやら、

紙切れに書かれているお題について、順番に回して、話すらしいです。

 

正直、他の人の「好きな食べ物」や「家族との思い出」など、誰も興味はないのですが、

話題がなくなり、気まずくなるのよりはましなのでしょう。

気遣いと、礼儀という名の相槌と笑いがダイニング・ルームを包み込みます。

 

ここで、しでかすのはもちろん妹。

突然、怒りだしました。

 

「みんな話していたらコオロギ、聞こえないじゃん!静かにして!」

 

 

訪れる一瞬の沈黙。

自分以外の、大人が笑い始めるのを不思議そうに眺めています。

 

「本当にコオロギが鳴くわけじゃないんだよ」

とお母さん。

 

すると

わーーーーんと泣き始めてしまいました。

 

あらま・・。

サンタは存在しないんだよ現象です。

 

すかさずコオロギの鳴きマネをしようと考えましたが、どうやって鳴くか思い出せません。 “Cricket Cricket Cricket” と適当に言ってみたら、より一層泣いてしまいました。こりゃ困った。

 

別の人がiPhoneで本物のコオロギの音声を流したら、ようやく泣き止みました。

どうやら私の鳴き声は似ていなかったようです。

 

うーん。

そうくるとは思わなかった。

 

しかし切り替えも早い。

すぐに「きあ、あそぼ。」と手を引っ張ってきます。

会話は就職などなんたら、より一層どーでもいい話だったのでちょっとホッとしました。

 

隣の部屋に移動し、

ゆっくりとドアを閉め、

ひゃっほー!

彼女よりも先にカーペットに転がります。

くすぐり大会をしていると、兄もすぐに合流してきて、なぜか肋骨を見せびらかしてきました。

意味がわかりませんが、一応、褒めときます。

 

 

別れ際。

 

ウキウキした表情の兄は、お母さんに聞いていました。

「お母さん、クリスマスツリーの飾りつけ、今日やってもいい?」

「いいよ」

「やった、今日は最高な1日だ!」

 

妹はソファでだんまりしています。

じゃあね。ハグしていい?

と言うと

「いやだ!」と断られてしまいます。

無視して、ハグ。

彼女はただじーっとこちらを見ています。

 

 

綺麗な目だなぁ。

 

大人になると、物事がよく見えるようになると思っていたけど。

見えなくなって、いっているのかしら。

 

ツリーの飾り付けが当たり前になり。

沈黙を、どうでもいい話と愛想笑いで、埋めるようになり。

 

どうやら気づかないうちに

うっかり大人になっていたみたいです。

 

あぁ

この子たちの食卓ではコオロギがずっと、鳴いていればいいのに。

 

 

 

 

< おまけ >

 

家を出る前、2人と腕相撲をしました。

お、お、と負けそうなふりをしたら、けらけらと笑いだします。

 

ようやく子供達と関わるコツがつかめてきたので

さいごに、雑なロボットダンスを披露しました。

 

子供達の反応はというと、

まさかの、ドン引き。

 

え、これはダメなのね。

この人たちを理解するには、まだ時間がかかりそうです。

 

 

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みるだけボスキャリ

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こんにてぃは!きあです!

 

ボストンキャリアフォーラムに行ってきました。

愛称:ボスキャリ (bosu kyari)

合言葉:三日間で内定を!

 

っていう

年に一度の、インターンなり、内定なりを取ることができる就活イベントですねー

 

私は2年生ですが、

ボストンまで50分だし、行ってみました。

 

※この記事はただの日記で、役に立つコツなどは、ほぼないです。

どうぞ、ヨロシク。

 

1日目 (金曜日)

 

服装は日本の就活スーツ。

鏡に映る自分の姿を見て

「おお!こんな働く女性、いそうだわ」と我ながら感心してしまいました。

 

 

いざ出陣。

会場はSouth Station から徒歩10分くらい。

 

異様な空間とは聞いていましたが、なんというか…もう…日本だ。

会場に入り、文系、理系の参加者用ネームバッジの色分けを見た瞬間、「あぁ、そうくるか」と思いました。とある情報源によると、それぞれ下に書いてあった英語表記は

理系:Technical

文系:Nontechnicalだったらしいです。

 

Nontechnical笑

 

 

 

会場の様子:

 

IMG_3492

 

おお、黒いのがいっぱい。

ヘソのゴマのようだ。

 

 

 

日本人こんなにいたんだ!と素直に驚いてしまいましたが、

でもどうやら、留学生だけではなく、日本の大学の学生も来ているらしいです。

なるほど。

 

 

IMG_3490

おお、こっちは白いのがいっぱい。

面接コーナーですね。

 

 

 

 

会社のブースをうろうろして、いだいた第一印象は、

 

敷居高いなぁ・・

でした。

企業の方と話すにせよ、

ちゃんと調べてからじゃないとだめだよねーと勝手に怖気付いてしまいました。

 

うろうろした後、スーツの人が多すぎて気持ち悪くなり、退散。

 

 

2日目 (土曜日)

1日目は割と圧倒されてしまったから、今回はちゃんと話を聞こう、と再び放浪。

 

テキトーに始まっている説明会に参加しました。

就活もきっと大学選びと同じで「色」が大事なんだろうなと思い、観察。

 

企業プレゼンのスライド、説明をしている方はもちろん、

その横で暇している方々もじーーっと眺めました。で、終わった後、印象を即メモ。

そのあと社員の方とお話をする — といった具合で数カ所まわりました。

 

「初日に行かないと、すぐ埋まるよ」っていうのはどうやら本当らしく、

ブースの前に「Walk-in の受け付けは終了しました」という文を掲げる企業がちらほら目立つ2日目でした。

 

とまあそんなこんなでぶらぶらしていたら。

あら。

 

見覚えのある3人組に遭遇。

ブラ熊メンバーKさん、Yさん、Kさん。

 

会って早々、スーツ姿をなぜか笑われます

 

「なにそれ、キア日本人みたい」

「空港で働いてそう」

「Kia…hahaha」

 

空港・・

日本人・・

黒いリクルートスーツに白いYシャツを着ているのに

笑われるとは一体どういうことなんでしょう。おかしな話だわ。

というか、しつこいけど、空港ってどゆこと

 

はい。

 

あ、でも以前、父が、「リクルートスーツを着るのだけはやめてほしい」と言っていたのを覚えています。

「じゃあ、何着ればいいの」っていったら

「グレーとか紺とか、ネクタイ変えるとか、女の人ならシャツを変えるとか。」だそうです。

全員、同じに見えてくる、と言っていました。

 

傍観者でさえ気持ち悪くなるのに、

採用する側からすると、より一層そうなのかもしれない、と納得。

 

 

感想:

やはり様々な企業を一気に見られるので効率良いですねー。

しかも、やりとりもかなりさっぱりしてました。

 

私「2年生のインターン募集していますかね。」

企業の方「レジュメ見せてー!

あー会計の経験はないみたいですね。ゴメンなさい。

これ、返しますね。」

 

と恐ろしいほどあっさり。

素敵。

 

3、4年生以外は、インターンの募集対象になることは珍しいので、

1、2年生として行く場合「雰囲気見るだけになるよー」というのはよく聞く話で、実際私はそうなりました。

 

が。

 

周りの2年生はというと、面接して、ディナーにいって、

インターンもらったーという人は数名いました。

 

だから1、2年生の場合、リラックスして臨むのは良いですが

 

用意しないよりかは、用意を。行かないよりかは、行く。のが良いでしょう。

びっくりするほどありきたりな結論ですが

1年でも、2年でも、専攻と意識次第ではインターン見つけるのは無理じゃないってことですねーい。

 

3年の時は本番なので、色々な企業の話を聞く時間があまりなかった、ととある先輩が言っていました。

そういう意味では、企業の説明を聞けたり、話せたりと収穫はあったのかなーと思います。

 

ちょっとだけ、ぼやぼやしていたものがはっきりしだした感じ。

とりあえず、来年の意気込みとしては黒のリクルートスーツをやめようとおもいます

 

ではーさよーならー

 

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Storyteller

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The True Story of the Three Little Pigs.

「三びきのコブタのほんとうの話」

 

読んだことはありますでしょうか。

子供の頃に好きだった絵本は、こんな一文で始まる。

 

“Everybody knows the story of The Three Little Pigs.

Or at least they think they do.”

 

みんな、三匹の子豚の物語を知っているだろう。

いや。

少なくとも、知っていると思っているだろう。

 

 

“Nobody knows the real story,

because nobody has ever heard my side of the story.”

でも本当の話は誰も知らない。

だって、誰もこっち側の物語を聞いたことがないからさ。

 

true-story-of-the-three-little-pigs-1-638

BY A. WOLF

 

「三匹の子豚」といえば豚の三兄弟が家を建てて、狼に家を吹き飛ばされてしまうお話。

そう、でもこれはが語る「三匹の子豚」

 

この絵本によると、

狼くんは、ケーキを作るために砂糖を求め、家を訪ね廻っていた。

ただ風邪を引いていただけなのだ。抑えられず、くしゃみをして豚さんの家が吹き飛んでしまう。

そうして最終的に、牢屋にいれられてしまう。

 

 

 

登場する豚の絵が、見るからに悪そうな顔をしているのが面白い。

そうやって、だれが「良い」のか「悪い」のか分かりやすいように描写される。

 

 

“True story”

豚が語るお話、狼が語るお話。

どちらにとっても「本当」なのだろう。

 

でもどっちかの話が、世の中に出回る。

 

**

 

メディアにとって話題性は大事。

 

こんなニュースがありました

こんな出来事があって

こんな意見もあって

しかしこんな意見もあって。

 

とぜーんぶ語ってたら、

最終的にどれが大事なのかわからない、どっちつかずのふにゃふにゃニュース、

になってしまう。見ている側はしっくりこない。

 

だから、ある程度、角度、情報量、切り口を絞って、出来事に優先順位をつけ、

見ている側が分かりやすいように、こんなことが起きて、一般的にこう捉えられているよ。と紹介する。

 

作る人が違えば、作品も異なる。

語る人が違えば、物語も異なる。

 

 

ネットの時代。物語の種類もたくさんだ。

プロが書いたものもあれば、一般人が書いたものもある。

溢れた物語の中から、自分で選んで、納得する話を作り上げねば。

 

 

***

 

 

“The news reporters… figured a sick guy going to borrow a cup of sugar didn’t sound very exciting.

So they jazzed up the story with all of that “Huff and puff and blow your house down”.

And they made me the Big Bad Wolf.”

 

病気の狼が、砂糖を求めていた話なんてつまらないだろうと思い、

記者は、かの有名な「家を吹き飛ばしてやるぞ」のセリフをでっち上げた。

そうして、俺はたちまち「悪い狼」に仕立て上げられた。

 

That’s it.

The real story. I was framed.

 

以上。

これが本当の話。俺は枠に切り抜かれた。

 

***

 

 

人種差別の問題。

今まで差別されている側の声が届いていなかったから、と様々な運動が始まる。

人種差別は存在する。

一方で、行き過ぎなのでは・・。という側面もあるのもまた事実。

 

とある大学では、ハロウィーンにふざけたメキシコ人の衣装を着た白人の写真に

「傷付けられた」と投稿した人がいた。

白人は、全部の写真を削除した上で、謝り続けるが、

傷付いたと話す人は「公に謝るまでは、あなたの撮った写真を載せ続ける」と姿勢を崩さない。

 

公に謝らせたところで、根底にある人種差別は解決されるのだろうかと首を傾げてしまう。

これだともはや、だれが被害者なのかわからない。

 

パリのテロでFacebookの安否確認の問題。

 

ただ純粋に、「祈りたい」、「皆に知ってもらいたい」という気持ちがあるだけなのに、

多くのことを考慮しなくてはならないのは、すこし寂しい気もするが。

 

Facebook で友達のプロフィール画像が

フランスの国旗に変わったり、戻ったり。

レバノン側に、変わったり。

忙しい、忙しい。

 

 

There’s always a storyteller behind a story.

誰が書いているのか。

この物語に切り抜かれている世界の外には、

誰の話が取り残されているのか。

 

この記事も。

私、人が、書いている。

しかもたかだが大学2年生、フランスのこと、ましてや複雑に絡み合う歴史のことなんて知らない。

人種差別?特別に何か知っているわけではない。

 

そんな人のお話を読む、というのはリスクが伴う。

 

鵜呑みにしない。

流されない。

 

違う角度から見て

ちゃんと自分で、考える。

 

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