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The Art of the Deal: ゴーストライターに聞くドナルド・トランプ

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明けましておめでとうございます!
大晦日は年越しそばではなくたこやきパーティーでした。京香です。

 

突然ですが「Tony Schwartz」という方をご存知ですか?
アメリカ人のジャーナリストで New York Times, News York Post, News Week, や Esquireなど、様々な媒体でライターとして活躍していた方です。

「僕は豚に口紅を塗ったんだ」

彼はこの一言をきっかけにとある億万長者に提訴されることになります。1月20日に米国大統領に就任するドナルド・トランプ氏です。

 

彼の話をする前に、ちょっとだけオックスフォードの話を。

オックスフォード大学ではオックスフォードユニオン (Oxford Union) という様々なトピックを議論する団体があります。年会費はまぁまぁお高いんですが、入会するとハリーポッターの「双子のウィーズリー」役のフェルプス兄弟や、理論物理学者のスティーブン・ホーキング博士など、各分野の著名人によるスピーチをタダで聞きに行くことができます。

シュワルツさんもユニオンに招待されて大学でスピーチを行った方々の一人でした。そしてそのスピーチのタイトルが “The Man Who Made Trump (トランプを作った男)”。彼はトランプが「自分の一番偉大な功績」と語る自叙伝 The Art of the Deal (取引のコツ)のゴーストライターだったのです。

 

「お金の誘惑に負けて自叙伝を書くことになった」とスピーチの冒頭で語ったシュワルツさん。ゴーストライターになった成り行きと後の後悔を赤裸々に綴った New Yorker の記事で、「僕は豚に口紅を塗ったんだ」と語った彼は、後にこの自叙伝を書く決断を自分の人生の最大の汚点と呼ぶまでに。

当初は数時間ずつのインタビューを重ねて6−8ヶ月で本を完成させる予定だったのが、トランプとの初めてのインタビューで彼の予定は簡単に崩れてしまいます。10分以上同じ話題が続くとトランプの集中力はすぐに切れてしまい、「昔の話はもう嫌だ」とイライラしながら質問に答えることを拒否。まるで落ち着きのない幼稚園児のような態度に、質問を20分も続けられればいい方だった、とシュワルツさんは呆れていました。

 

トランプは低い集中力の他にも、大統領にふさわしくない3つの特徴があると、シュワルツさんは語りました。

①トランプは物事の真実にまったく興味がなく、そのことに対して全く罪悪感を抱いていない
②トランプの思考や行動はいつでも自己中心的で、自分の利益を優先している
③トランプはどんな時でも自分の間違いを決して認めない

シュワルツさんの描くトランプ像に思わずぞっとしました。

 

冷静な頭で世界中の様々な難題に向き合わなければいけない「米国大統領」という大事なポストに、10分以上座ってインタビューに答えることができない人が就任することになってしまいました。ああ、怖い。大統領選挙からの1ヶ月、トランプ政権の面々が発表されるごとに、これからのマイノリティーの安全と生活を思うと、ハラハラせざるを得ませんでした。

2017年からの4年間は各メディアの力が本当の意味で試される期間になると思います。トランプが「大統領」という肩書きを得ても妥協せず、間違っていることは間違っている、疑問に思うことはとことん問い詰めていくことが大切だと思います。

では、今回はこの辺で。

 

全編英語ですが、Oxford Unionの公式YouTubeに当日の動画が掲載されています。興味のある方は是非チェックしてみてください。
>> https://www.youtube.com/watch?v=qxF_CDDJ0YI

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