divider

Archive



違う角度から見てみると

/ 0 Comments

アメリカに戻って来ました巴基です。

 

先週はずっと南京や杭州、上海を旅行していたので疲れ果てています(今朝は15時間寝てしまいました笑)

ただ北京とは違った中国の一面を見ることができ、とても有意義だったと感じています。

 

そんな楽しい旅行も終わりいよいよアメリカに帰る時、成田空港で乗り換えをしたのですが、その時に不思議な感覚に陥りました。

 

日本って、凄い。

 

今まで日本を批判的な目でばかり見ていた自分にとっては物凄く新鮮な体験でした。まるで自分が外国人になったかのように前は気づいていなかった日本の文化を感じました。

 

IMG_6874

こんな何でもない冷やし湯葉山菜そばに感動してしまった僕って。。。

 

IMG_6878

更に、色々と感動するあまりその場でスマホに書き出してしまいました(笑) 水は中国では熱いお湯のみ無料、身体検査については中国では地下鉄に乗るたびに毎回荷物検査がある上飛行場では2回身体検査があるので書きました。

 

その後無事アメリカに戻り、友だちや親と中国の事について話す機会が多い中で気づいたことが、

 

ステレオタイプの怖さ

 

日本から見た中国のイメージと言えば”政府の弾圧が厳しい、日本人が嫌い”等色々あると思いますが、ほとんどが嘘か大げさだと思います。僕が会った中国人はみな親切でしたし、日本人が嫌いな人はかなり少なくなっているとも聞きましたし、ニュースでも別に日本への嫌悪感をあおっている感じはなくどちらかと言うと中国視点から物事を見ているという感じでした。例を挙げると、日本の憲法改正への動きのニュースを報道するにあたって日本への直接的な批判は一切なく、代わりに野党の弱さを安倍政権の支持率の高さの原因としてあげたり、国民の憲法改正に対しての支持率の低さも指摘したりとかなりきちんと客観的にニュースを報じているように感じました。

 

ではなぜ僕は留学前、中国に対して少なからずマイナスなイメージを持っていたのか?個人的には、私たちが中国へのイメージを中国政府の行動や言動を基にのみ作り上げているから。

 

もちろんテレビで出てくる”中国”はほとんどの場合中国政府なので仕方がないと言えば仕方がないのですが、改めて先入観、そして一つの観点にとらわれてしまう事の恐ろしさを感じました。

 

留学中に学んだ文法の中で、僕が特に好きなものが一つあります。

 

从另一个角度来看…

 

日本語に直すと”違う角度から見てみると。。。”になります。

 

”お互いに理解しあうためには、まず相手の観点を理解する事が重要”だと僕は常に感じてきました。

そんな僕の考えを裏付けてくれたようにも思えた今回の中国留学でした。

 

IMG_6569

杭州の西湖の夕焼け。ロマンチックな風景を見たい方はぜひ^_^

^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^

クリックお願いします!

Read More
separator

どこかの織物職人が、一生をかけて成し遂げること。

/ 0 Comments

18030037

 

先学期、西加奈子の『舞台』を読んだ。
笑ってしまうくらいに自意識過剰の主人公・葉太が、ニューヨークに初めて旅行に出るお話。
葉太までは流石にならないけれど、物語中に語られる彼の心の声に共感してしまう自分はかなりいたもので。
タイムズスクエアを訪れて、あまりにタイムズスクエアすぎる光景にこそばゆい気持ちになり、いたたまれなくなったり。観光客なのに、ニューヨークの現地人に観光客って思われたくなかったり。きっとそこには、「わぁ!あのタイムスクエアに…居る!私!」って浮かれている能天気な人たちと一緒に思われたくない。自分はそんな単純な人間ではないぞ。と、他人との差別化を図ろうとしている自分がいるのだろう。
なんとなく、わからないでもないような。
きっとこれは、なんらかの形で、誰しもが抱いたことのある感情なんじゃないかな、って。
  ・・・・・

 

 

 

 

世の中の価値基準。
そんなようなことを、ふと先日、考えたことがある。

 

誰もやったことがないことを最初にした人、
パイオニアとか、そう言うのかな?
世間は彼らを評価し、讃え、「すごい」という。
その一方で、
誰しもがやったことのあることを、地道にやり続ける人を、
今の世間はどのくらい評価しているのだろう。と思うわけで。
それはもしかしたら、「新しい」「革新的」なことが出来る人は、「大衆」から差別化を図ることができて、「自分にしかできないこと」をしているように見えるからなのかもしれない。
「自分にしかできないこと」って、本当に有るのだろうか。
・・・・・

17970009

 

「別に、意味のないアートも価値を持つべきだと思うんだよね。でもなんか今の世の中って、「で?」が多すぎるんだよ。だから売れてる画家も、すごい政治的で、なんか、反発的なものがすごいあるじゃん。それを新しいものとか、面白いとか、そう思われる世の中だからだと思うんだけど。じゃあ、私が仮に何かに反発するとしたらそこで。いやちげえぞ、と。美意識というものの中に、アートは居るべきだと。」
冬休み中のある日のことだった。仲の良い友人と食事をしていて、私が言った。
彼女もアートをする人で、それだからか、一緒にいるとお互いのアートに対する考えを語り合う時間が多い。この日もそうだった。彼女と交わすアートの話にはいつも、テーブルいっぱいに並べられたおつまみが冷めてしまうほど、入り込んでしまっている自分が居る。
その時私たちは、現代のアート市場がどのような作品を評価しているのか、について話をしていた。そして彼女は『織物職人』の話をした。「もうほとんどやられてないじゃん。でもまだ僅かに残った人間たちがなんとか、なんとか次の世代に続けたいと思ってやってるわけじゃん。そういう人も評価し続けられたらね、いいよね。」と。
・・・・・

 

何か、商品や人物の存在が世間に知られ始める時、
そこにはまず ⑴「誰も知らなかった時期」があって、その後少しずつ知名度が上がってうまくいけば ⑵「ブーム/流行時期」が生まれ、その後それは去り、⑶「古いと言われる時期」に突入する。というのがほとんどのケースだと思う。
その一連のなかで、世間は熱したり冷めたり。それはやっぱり、人間は新しい物を求め続けるからだと思う。同じものばかりだと、飽きてしまうだろうから。
そんな、周囲の熱し方や冷め方に、私たちはどのくらい左右されるのか。

 

「世間/大衆」と「個/自分」の距離感って、なかなか難しい。
「大衆」に好かれようとする人は、八方美人だの、表面的だと言われ、
「自分」を貫き通して本当に好きな人としか関わらない人は、協調性がないだの、社会的融合性がないだの言われる。
最近は、「みんなが〜するから」「みんなは〜が好きだから」と言ってみんなと同じで安心したり、メジャーなものを好きな人々より、「まだ誰も〜を知らない」「誰も〜はしていない」というマイナーなものを好きな人々が増えているような気がする。流行に対する反発、というか。
「大衆」に支持されるオリコン1位歌手、例えばAKB48とかEXILEとかを好きな人はミーハーと言われる。けれど、「自分」しか知らないような地下アイドルやインディーズバンドを好きな人は、まだみんなが気づいていない何かの魅力を「自分だけ」知っている、と。そういう人も少なくないのかもしれない。(そのものの本質で好きな人ももちろん存在するとおもいマス。)数年前くらいからの留学に対する概念も、似たようなものだと、説明会をしていて感じたことがある。
・・・・・
18020025
「自分にしかできないこと」って、本当に有るのだろうか。
因みに私は、ないんじゃないかなと思う。
誰にもできること、というわけではないけれど。ただ、その事を偶々自分が最初にしただけかもしれないし、自分がやっていなかったら誰か違う人がやっていたのかもしれない。ただそれだけのことなんだと思う。

 

「世間/大衆」と「個/自分」。
周囲の熱し方や冷め方に、私たちはどのくらい左右されるのか。
それに左右されず、「好き」なものはずっと「好き」で、「嫌い」なものはずっと「嫌い」で。そのスタンスを貫ける人が、一番評価されるべき人間なのではないか、と私は、思う。別にそれで、1年前に好きだったことだから今も好きでいるべきだ、と無理に思い込むのも、おかしい話なのだけれど。それとこれとは別問題。
でも、ある『世の中の価値基準』に影響を受けすぎず、自分自身のスタンスを貫き続ける人こそが、もしかしたら徐々に、『自分にしかできないこと』を見つけ出せるのはないか、と。そう思う。だから、織物職人みたいにね。自分が信じるものを、誰が見てるかもわからないかもしれないけれど、地道にやり続ける人。そうなってやっと、もしかしたら、「自分にしかできないこと」にほーんのちょっと。ちょっとくらいは近づけるのかも、しれない。ですね。

 

^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^

クリックお願いします!

Read More
separator


eSports:僕の趣味、他人の仕事

/ 0 Comments

こんにちは、巴基です。

 

先日夜中の12時半にAMP(個人レッスンプログラム)専用のスタジオへピアノの練習をしに行ったらまさかの3部屋すべて使われていました。。。仕方なくブラウン学生だれでも使える場所に行きましたがさすがにそんな遅い時間に練習する人が僕以外にいるとは(笑)

 

FullSizeRender (2)

やはり選べるなら絶対にこのピアノで練習しますよね。

 


 

 

先日、日本の”マツコ会議”というテレビ番組にプロゲーマーのシェアハウスが特集されました。その中でスマブラ for Wii Uのプロ、にえとのさんがマツコさんとストリートファイターVで対戦したらしいです。

 

CdYsTl1VIAAJFFg

 

という訳で今日は僕の趣味の一つのスマブラについて。

 

個人的に初めてスマブラをしたのは日本でいとこに会った時。当時は適当にWii コントローラーでボタン押しまくってたっけ。

 

ÂçÍðÆ®¥¹¥Þ¥Ã¥·¥å¥Ö¥é¥¶¡¼¥ºX

Wii U版の発売とともに大会が開かれなくなったスマブラX。このゲームではちなみにマルスをよく使っていました。

 

いとことスマブラをやって、アメリカに帰ってきたときに思った。

 

”強くなりたい。”

 

今までにない、強い思い。まるで母から引き継いだ負けず嫌いが起こされたようだった。

 

91KiWXsIIbL._SL1500_

うちでよく盛り上がるボードゲームのParcheesi。バックギャモンに少し似ている。

 

それから少しづつYouTubeで研究(スマブラ持ってないのに)をするうちに、一つの動画にたどり着いた。それはプロレベルの試合だった。

 

自分の使うキャラクターロゼッタ&チコ で一番上手な選手と世界最強の選手の試合。ちなみにロゼッタの事を”ピーチじゃん”と言われると結構腹が立ちます。。。

 

見たことのない動きに魅了され、大会が存在することを知りますます勝ちたいという願望が増えていった。(スマブラまだ持ってないのに)

 

そんな矢先に新しいスマブラ for 3DS/Wii U(以下スマブラ4)の発売。この時僕は高校4年生になったばかり。友達と昼飯を食べながら3DSでスマブラをするのが日課になっていった(持っていないので友達のを借りて)。

 

そして去年の2月、初めてスマブラの大会に参加することに(スマブラ持っていな(以下省略 )。親に片道1時間もかかるところに車で送って行ってもらったことに感謝。

 

IMG_2135

ちなみにこれ人の家です(笑)

 

結果は何とか1勝をもぎ取って終わり。今その時の自分のプレイを見ると下手くそで笑うしかないけど、それだけ上達したという事なのかな。この大会の後ますます大会に参加して上達したくなったが、何しろ大会がすべて遠いので行けない。

 

6月に高校を無事卒業。9月からブラウン大学に住むことになり、

”ロードアイランドなんて小さな州にスマブラの大会開催しているところなんてないよなー”と思っていたら以外にもスマブラ4の大会が毎週開催されていることを知り感激。大学で忙しいのでしょっちゅうはいけないが、何回かは行っている。

 

去年12月の大会にて自分が対戦している動画 のプレイリスト

 

ここまで読んでくれた方は思うかもしれない。”何でこの人自分が持ってもいないビデオゲームでこんな熱心にやってるの?すごいゲーマー。。。”

ごもっとも(笑)

 

しかし、これはまだまだ序の口でにえとの選手のようなプロのゲーマーや人生をゲームに費やしている。

馬鹿じゃない?と思う人もいるかもしれないが、ビデオゲームを全体的に悪と見なす日本にはまだ最近広がり始めたばかりのコンセプトがある。

 

eSports

 

つまり、ビデオゲームをスポーツの一種としてビジネスにする動き。現在アメリカではTwitchというサイト(日本でいうニコニコのビデオゲーム専用版)で主に大会が放送されているが、最近ではアメリカのメインスポーツチャンネルESPNもゲームによっては放送しようという動きが高まっている他、Nintendoなどの主流の会社も大会のスポンサーになり始めている。

 

更に、前から特にLeague of Legendsというゲームプロのゲーマーはいましたがスマブラの選手にスポンサーが最近ついてきたことによってスマブラコミュニティでは”eSports”という言葉が流行っている。それは昔の賞金数千円の大会に比べて数十万円にまで膨れ上がった賞金、人の家での大会から大会にン万人以上観戦するほどの規模などという成長を成し遂げたスマブラというゲームの栄光。そして段々と一般社会に進出していくことへの責任感。

 

皆さんがテレビでビデオゲームの大会を見るのもそう先の未来ではないかもしれません。

 

勉強やほかの趣味、やらなければいけない事との両立をした上での上達になりますが。

 

その画面に僕が映る日が来ますように。

 

追記:ちなみに日本でもスマブラやほかのゲームの大会が結構あります。

ゲーム情報サイトも:http://esports-runner.com/

スマブラ4の情報サイト:http://esports-runner.com/ssb4/

^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^

クリックお願いします!

Read More
separator


技術の進歩は本当に人類にとって有益なのか

/ 0 Comments

明けましておめでとうございます!巴基です。今年もよろしくお願いします(_ _)

 

さて、今日はテクノロジーに対しての僕の考えについて。

 


 

最近テレビで見たり友達から聞いたりして技術が目まぐるしく進歩しているのを目の当たりにして改めて考えてしまいます。

 

技術の進歩とは、本当にいい事ばかりなのか。

 

考えてみれば、親の世代で考えられないと思っていたもの、サイエンスフィクションの世界が着々と現実になりつつあります。電子レンジですぐに炊けるごはん、空飛ぶ車、宙に浮くスケートボード(ちなみにBack to the Futureは結構好きです)。そして最近僕が見たのがマイクロソフトのホロレンズのデモ動画。

 

 

デモ動画の中で人がホログラムに囲まれているところを見て、何か怖くなった。

 

現実と空想を人は分けられなくなるのではないか?

 

こうしてコンピューターやスマホを使っているとたまに思う。世の中が便利になることは絶対にいい事だと言い切れるのか?もちろん今コンピューターとスマホを手放せと言ったら「無理です」と答えるが、そんな僕は技術に依存してしまっているのか?目がつぶれるまで画面とのにらめっこを繰り返すのか?

 

僕はこう考える。テクノロジーを使うか、テクノロジーに使われるか。

 

それはその人の自覚次第。

^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^

クリックお願いします!

Read More
separator

私の名刺は、私についてなにも語らない。

/ 0 Comments
IMG_0314

 

 

「あなたが高校を卒業して、大学で一生懸命勉強して、いち社会人になったときはきっと、
“職種 “とか”職業”に名前がなくなる時代になってると思うのよね。」

 

高校生のとき、メンターのようにお世話になった美術の先生・Ms. Chicに言われた言葉。
当時、16、17歳だったわたしは、彼女が言ったこの言葉の意味がよくわからなかった。噛み砕いて吸収することもできなかった。でも、なぜだか。16歳のわたしに先生が掛けてくれたこの言葉は、今でも鮮明に思い出すことができる。
授業以外のときはひたすら美術室にこもって、黙々と絵を描き続けていた日々を思い出すと、あの頃の私は、自分自身がどんな大人になりたいのか、全然わからなかった。楽しいこと、興味のあること、ワクワクすること、もっと知りたいこと。そういうものはあったけれど、結局私がどんな人生を歩んでゆくのか、なんて、頭に浮かべようと思っても、全然浮かばなかった。
ブラウンに入学してからもそうだった。
色んな授業を取って、ちょっとずつ自分の好きなフィールドを見つけようと。
あのとき、と言ってもたった数年前、や、去年とかかもしれないけれど、そのときの自分ができるだけ、手探りに。でも結局、ブラウンを卒業したあとの自分なんて、はっきり想像することなんてできなかった。

 

今は、四年生になった。
インターンシップをしたり、様々な職種の方々からお話を聞く機会も増え、私の周りの友人と本格的に進路について悩み始め、将来について語る時間も生まれ。
就職先も決まり、来年の夏から毎日。どんな人たちに囲まれて、どんな服を着て、どんな事を話しているのか。なんとなくイメージが湧くようになった。
でも、そんなイメージが浮かんでも、どんな毎日を過ごすのか、自分はどんな顔をして毎日を送るのか、まだまだモヤっとしているもので。そりゃあ起こってみないとわからないから。ね。
そしてそんな状況は、自分としては、実はすごく恐怖だったりする。
DSCF1047
おととい。RISDに通っていて、私がアーティストとしてとても尊敬している親友。彼女が言っていた言葉を聞いて、なんだかひどく感動した。
「私の毎日に “デザインすること” がない人生なんて、考えられない。」と。
かっこいいな、って。それを言えることが、まじでかっこいいなって思った。
私は、怖い。
学生生活が終わるのも、今自分が情熱を感じるものへの熱が冷めるのも。
大事なものを粗末にしてしまうのも。どんどん「仕事」というものにのめり込んで、「自分」がなくなっていくのも怖い。
社会人になったら忙しくなるだろう。
仕事に追われて他のことをする余裕も無くなってしまうのだろう。週末だって、2日間ちゃんと休めるかすら、わからない。私は何かをやり始めたら中途半端にしたくない、ベストの状態まで仕上げたい、と思ってしまう性格だから。逆に、その精神に首を絞められてしまうんじゃないか、って。
だから、ふとした瞬間に、自然とそんな言葉を口にできる友人をみて、複雑な気持ちになった。
尊敬と、羨ましさと、自己嫌悪と、疑問と、喜びと、なんか色々な感情が混ざった感じ。
そんなことを、昨日今日と考えていたときに、Ms. Chicと放課後の美術室で、自分が描いた絵の前に立って話したときのことが、そのとき彼女がかけてくれた言葉が。ふわっと、頭をよぎった。

・・・・・

 

「”職種 ”とか”職業”に名前がなくなっている時代」

 

医者。研究者。芸術家。サラリーマン。教授。
今現在、この世の中に散らばっているそんな職業や、業界や。
自分が好きなこと、将来やりたいこと、そんなことを、すでに存在する何千、何万ものキャリアの中で、どれが一番満たしてくれるのだろう?そう考えるのではなく。それらを100%満たしてくれるものが、今の世の中に存在しないのだとしたら、自分で作ればいい。
そんなことをMs. Chicは言っていたのか。
IMG_0184 2
今思うと、本当に彼女が言いたかったことは、加えてこんなことだったのかもしれない。
名刺に、企業名や職業名が印刷してあることは、「あなた」について何も語らない。ということ。
毎日自分が仕事場でしていること。クライアントと電話したり、パソコンでパワポをいじったり、ネットで調べ物をする。そんな物理的な行動が、一週間のうちの167時間を占めていたとしても、その事実だけによって「わたし」が変わるわけではない、ということ。残りの1時間で、自分が何をやっているか、も大切だということ。
職業の名前は、自分の生き方を全て象徴しない。ということ。
もっと、なんていうか。
どういう風に生きていくかとか、何を考えているかってことで、何に愛情を持っているかってことで、自分が、自分の人生に本心的な部分で求めていることを知る。そして、名刺に書かれた文字も、それ以外のものも含めて、それを通して、自分の求めることを達成させるために、わたしは生きたいなって。
友達と美味しいご飯と美味しいお酒をのみながら、グダグダ語り合う時間とか、
そんな瞬間にこそ、本当の自分がみられるのかもしれない。んですよね。

 

世間体や。
周囲の人間からの評価や。
企業名や職種名に一番こだわっているのは、自分自身なんじゃないか。
そんな風に、思うんです。

 

 

 

これって、わたしが自分の決断を肯定したいから、思うことなのかな。

^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^

クリックお願いします!

Read More
separator

“Politically Correct” の正義

/ 0 Comments

ハロウィーンまで後1週間を切りましたね。衣装がまだ決まってません、どうしましょう。

京香です。

 

IMG_0063

街はもうハロウィーン仕様

 

今晩はパーティーの漏音をBGMに部屋で一人、課題に取り組み中。新学期が始まってから隔週で論文を提出してる気がします。1年生の時ってこんなに忙しかたっけ?次の休みがもう待ち遠しいです 笑。

 

まぁ、それはさておき。

 

 

数日前、私はブラウンの哲学部が主催したヨーロッパの難民についてのディスカッションに参加しました。そこで、幾つかの国が中東や北アフリカからくる難民を受け入れない、または受け入れる数を制限する問題に対し、このような発言をする生徒がいた。

 

「幾つもの国が難民を受け入れないのは、結局、人種差別的、宗教差別的考えがあるからだ。国連はヨーロッパの国々や先進国に難民の受け入れを強要するべきだと思う。」

 

私は、国際問題の解決に「強要」というワードが出てきたことにまず驚いたけど、その上さらに驚いたのは、議論に参加していた半分以上の人がそれに賛成したことだった。その他にも、「どんな理由があれ政府が偏見を持ってはならない」「国が文化の維持を理由に異国の人を受け入れないのはおかしい」などと、少なくとも私から見て、あまりにも非現時的な意見がいくつも続いた。

 

でも実際、それらがブラウン、っていうコミュニティーの中での「模範解答」である訳で。その空間でいわゆる Politically Correct (政治的に正しい)見解に反するような意見を述べた時点で「人種差別や宗教差別を支持する人」、としてのレッテルを貼られるのがわかった。だから結局、ディスカッションの最後まで現実的な解決策は一切出ず、ただ各々が自分のPCさをアピールする意味のない時間だけだ費された。

 

IMG_0031

メイングリーンの Star Spangled Banner 

 

 

アメリカでもリベラルの最先端と言えるPCな考えは、この先様々な社会問題に立ち向かうに当たってすごく重要だと思う。だけどその理想と現実の間の垣根を認識せず、その考えを人に、社会に強要するのって、なんか違う。アメリカも、昔から「正しい」と思った考えを外国に強要する癖があるけど、それも結局いろんな問題や戦争しか生み出していない訳で。他人の、そして他国の文化や歴史や考え方を理解しようともせずに自分が「正しい」と思う意見を押し付けても、ただただ偽善的なだけだと思う。

 

人種差別を支持する大統領候補者が引くほど人気があるこの時代だからこそ、PCには頑張ってほしいけど、たまにその正義についていけない時がある。そしてこのブラウンっていう環境の中で「正しい」とされるPCを全面的に押せない自分に罪悪感も感じる。

 

 

 

あーぁ、結論が出ない。

こんな夜遅くに真面目なこと書こうとしてるせいかな 笑。

 

 

IMG_0064

寮の入り口にもカラフルなやつが

 

 

なんかすごいモヤモヤした感じになっちゃったけど、正直PCに対しての違和感は自分の中でも処理しきれてないので、ここでまとめられる自信がありません。なので、今日はいったん月曜日までにまとめなければいけない論文に戻ることにします。

 

 

それでは、また次回まで。

 

 

^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^

 ↑ クリックお願いします〜!

^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^

クリックお願いします!

Read More
separator


”頭が良い”とは何か

/ 0 Comments

メイが先週のブログで書いていたように、先週新潟の高校から学生がブラウンに来てくれました。その時のQ&Aで出た質問の一つが”学部とその学部を選んだ理由”でした。その質問に僕は”応用数学。まだ分かんないけどとりあえず数学がやりたかった。”と答えました。

 

先週来てくれた皆さん、心からお詫び申し上げます。(汗

 

僕は本当に即興が苦手です。現にこの質問の答えを考えるのに数分有ったのにも関わらずこの有様です。

ちなみにきちんと考えられた答え:”応用数学。数学を世の中の役に立てたいと思いましたが、職業を何にしたいかまだ分からないので、普通に数学を専攻するよりも職業の幅が広い応用数学にしようと思いました。”

 


 

話が少し変わりますが、小さいころからよく考えていたことがあります。それは、

 

自分は頭が良いのかバカなのか。

 

僕はよく考えずに行動することが多々あったので、”もっとちゃんと考えないとダメ”とよく言われました。同時に、学校からいい成績をもって帰ってきた場合は”パパより全然頭いいな”とか言われました。

 

僕の頭の中:これってなんか矛盾してない?

勉強はまあまあできるけどこんな考えないで生きていたら勉強している意味あるの?実際生きていけるの?やっぱり僕バカだよな。。。うん。(ため息)

この思考回路を何度も経験してきて言えることは、頭が良い悪いは単に自分の長所、あるいは短所を言い表す方法だという事。

 

社会では子供の義務は教育だと言い、学校の成績のみで頭の良し悪しが決まるみたいな感じですが僕は違うと思います。”頭が良い”は成績表の数字や文字で決まらない。頭の良さは自分の長所をいかに生かすか。そして、短所をいかに最小限に抑えるか。僕の場合だと、いかに数学を伸ばし、いかに即興や予測しなかった事態への対応をしっかりするか。重要なのは情報やスキルだけではなくそれをどう活用するのかだと思います。

 

最後に一つ言えることは、留学というオプションの存在を理解している皆さんはアメリカの大学しか頭になかった僕よりもずっと一人前だということです(笑)

IMG_3381

^ちなみに裸眼です(笑) なのでルームメイトの眼鏡を借りて自撮りしました

 

追記:余談ですが、僕の勉強音楽の中で個人的に一番勉強がはかどる音楽はこちらです:

^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^

クリックお願いします!

Read More
separator


お家に着くまでが遠足なのか。

/ 2 Comments

メイです。今日で9月も最終日!!!早いですね~。

今朝歯を磨いていたら、マウスウオッシュの減り具合に目が留まって独りしみじみと月日の流れを実感しました。やっぱ歯磨き粉だと触った感じでしか分からないし、マウスウオッシュは水位の変化が一目瞭然なので、おススメです。

まあどうでもいい話はさておき(笑)

今日は少し真面目なお話。ボケも控えめに頑張ります。

「お家に着くまでが遠足です。」

小学校に留まらず、中学でも高校でも耳にタコができるぐらい聞いてきたこのフレーズ。フンッ、誰が家まで私の一挙一動を見ているものか、って生意気にも鼻で笑っていたけれどいつの間にかこのセリフは深く私の心に刻まれていました。 IMG_0240 変な話、高校生の私にとってアメリカで過ごす時間は「遠足」でした。ローガン空港に足を踏み入れた瞬間からピンと張られた緊張感が自分の中で生まれて、長期休暇で日本帰国間は伸び伸びとしていた「日本人」の部分が少し背伸びをした「アメリカでも通用する自分」に化けていました。私はそんなアメリカver.の自分を無意識に、けれど頑なに、成田空港に戻るその瞬間まで表に出し続けていました。

そんな自分の悪い癖が心に引っかかり出したのは二年前:

春休みを楽しみにローガン空港へと向かった私は、カウンターで荷物を預けようとした瞬間、不運にもスーツケースの取手が壊れてしまいました。とは言っても、伸ばした取手が戻せなくなっただけでしたが、「あーなんで戻らないの(怒)」とイライラしていました。そんな中、日本人の男性スタッフが、「大丈夫ですか?お手伝いしますよ。」と優しく声をかけて下さいました。きっと見た目からしてわたしが日本人だと察したのでしょう。何の戸惑いもなく日本語で話しかけられました。そこで素直に、「ありがとうございます」って言って手伝ってもらえればよかったところ、例の「アメリカでも通用する自分」としてのプライドと元々のイライラの相乗効果で、 “It’s fine I’ll take care of it.” と吐き捨てるように言ってしまいました。するとスタッフの方は小声でOKと言いながら身を引き、わたしはそんなスタッフさんの申し訳なさそうな顔を横目で見て心がちくりと痛みました。

「どうしたら上手く切り替えができるのだろう。」

「どうしたら留学を『遠足』ではなく生活の一部として受け止められるのだろう。」

そのようなことを帰りの飛行機で考えていました。心に刺さったトゲを抱えながら何時間、何日、何か月と時間だけが過ぎ、いつの間にかマウスウオッシュと歯磨き粉ばかり使い果たして、答えはなかなか出ませんでした。

IMG_0254

(記事とは全く関係ありませんが、先日行われたBetter World by Designというイベントで披露された謎のオブジェです。神秘的ですね。)

 正直なところ未だハッキリとした答えは出ていません。ただ言えることは一つだけ。大学生になって自分の心の中から、「アメリカで通用する自分」という背伸び野郎はいつの間にか消えていました。

読者の皆様にとっては、もう聞き飽きたよってぐらいの情報だと思いますが、ブラウンの特徴は何といってもオープンカリキュラム。「自分は何が好きなのか。」という質問を生徒一人一人に投げかけるものです。私もまんまとブラウンの戦略に落ちたのか、ここ一か月間自分は何に興味があるのかを随時考えてきました。あれも好き、これも好き、あれはイマイチ、とあっちに行ったりこっちに行ったり。そうやって自分と向き合っている内に少しずつ自分に正直になれるようになりました。

無理して背伸びしても何も生まれない。

歳を重ねるにつれて、自分に正直になるというのはなかなか難しいこと。「お家に着くまでが遠足」がむしろ当たり前になってしまっているから、どこか気を張って強がってしまう。だけどその強がりが自分の今、そしてこれからの可能性を消してしまう。背伸びした時点で誰も見ちゃあいない。それぐらいの気持ちで日々歩みながら初めて、日本にいる時の自分とアメリカにいる時の自分が融合するのだと気付きました。

この記事を読みながら思い当たる節のある方にはぜひ一度、「お家に着くまでが遠足」という教えを捨てて、遠足自体を素直に楽しんでいただきたい。もちろんバナナはおやつに入らないので、300円という予算から外していただきたい。

今週は少し真面目なお話でしたが(最後ボケてスベりました。バナナだけに。またスベった!) 、最後にこの「融合」の象徴と言っても過言ではないものをお見せしちゃいます。

IMG_0401

(ページが波打ってますね…。)

IMG_0398

(実験の様子をちらり。)

はじめは頑なに英語でしか書いていなかったけど、今となっては日本語も英語もごちゃまぜに書いています!日記です。ちなみに昨日グリセリンまみれになって、ページがふやけてしまいました。物理の実験に持って行った自分がバカでした(笑)中身はちょいとお恥ずかしいので公開できませぬ☆

質問、コメント等いただけたら泣いて喜びます。嬉しすぎて腹踊りまでしちゃいます。

それではまた来週!

^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^

クリックお願いします!

Read More
separator


白いチョコレート

/ 0 Comments

こんにちは!ユウコです。

先週はゲスト投稿でしたが、今週から正式に木曜日担当に昇格させていただきました。

なんかまるであのAKBグループの研究生から正規メンバーへの昇格!みたいですね。

え?別にそうでもない?

AKBグループの作業用BGMを聞きながら書いているので、そう思ってしまったのかもしれません。

しかし、ブラ熊とAKBグループちょっと似ていませんか?読者の皆さんの目に触れる劇場公演ブログを通してどんどん私のブラウンでの生活や、考えについて発信して、認めてもらって、さらに多くの人にブラ熊を読んでもらって、ファンになってほしいなと思います!これからよろしくお願いします。

さて、題名を見て”白いチョコレート?ホワイトチョコレートって言うんじゃないの?”って思った方、いると思います。そうです、私は昨日初めて”ホワイトチョコレート”という存在を知ったんです。….嘘です(笑)もちろんホワイトチョコレートは知っています。

昨日、日本から持ってきたアーモンドチョコの箱を空けたら….

チョコが白くなっていた!!

30℃以上の日も外にほっておいてもドロドロに溶けずに、時々私の小腹を満たしてくれていたアーモンドチョコが、ここ数日急に冷え込んで固まったからか、白くなってしまいました。

DSC05815

チョコ菓子には必ずと言って良いほど、

”チョコレートは高温になると、表面が溶けてその脂肪分が白く固まる事があります。召し上がってもさしつかえありませんが、風味の上では劣ります。”

と書いてあります。

もちろん私も経験上こうなることがあることを知っていたし、味には問題無いので気にせずに残さずに食べます。(なんといっても貴重な日本からのお菓子ですし!)でも、人によってはやっぱり見た目が良くないからって、捨てちゃう人もいるのんでしょうね。

こんなことを考えている時に思い出したのが、今学期とっている言語人類学の入門の授業(Introduction to Linguistic Anthropology)の内容です。この授業では、言語がどのように使われて、それがどういう人間関係や社会を形成するかということを学んでいます。

copy

訛り(accentアクセント)についての文章から学んだのですが、人は相手を特定の人種と認識すると、実際その人に訛りが無くても訛りが聞えるのだそうです。例えば、同じアメリカ英語の音声をグループAは金髪の”アメリカ人”が話している映像と合わせてみて、グループBは黒髪の”日本人”の映像と合わせて見たとします。すると両グループとも音声は同じだったのにもかかわらず、日本人の映像と見たグループBは”日本語訛り(Japanese accent)が聞えた”と言うのだそうです。教授によると、同じような実験を大学の授業で行ったところ、アジア人の映像で授業を受けた生徒のほうが成績が悪かったそうです。

これって恐ろしくありませんか?

私たちは無意識に人を見た目で判断して”こう聞えるはずだ”と思うものを聞いているのです。さらに、訛りのある方(あると思った方)が生徒の理解度が低かった、つまり訛りがあると言葉は伝わりにくく、訛りの無い正しい、標準/普通の言葉のほうが優れていると。実際、良い”優秀”なイメージを持ってもらって仕事の機会を増やすため、訛りの無い”正しい”英語を学習するプログラムがアメリカ中にあるそうです。

どんなに気をつけても、私たちの脳は勝手に固定概念を押し付けて、何が上等/下等か判断をしてしまうのです。

これは言語だけに限られることでは無いと思います。私たちは特定の人種や国籍、性別や格好に固定概念を持っていて、どうしても見た目で判断して優劣をつけてしまうことがあります。どんなに”私は差別しないから!”と言っても、自分が標準/普通と思っているものから逸脱していると、”変”とか”下等だ”と思ってしまいます。白くなったチョコだって、普通は茶色のはずのチョコが腐っているように見えるから捨てちゃうんでしょうね。

DSC05813

では、どうやったらそんな無意識な差別的判断から逃れられるのでしょうか?

これは無意識の判断なので完全に逃れることは無理です。しかしできることは二つあると思います。

一つは固定概念自体をなくすこと。人にも物にもなんでもそれぞれ個性があります。その人や物が育ったり作られた場所の環境や影響を受けた文化によって、固定概念が当てはまることもありますが、そもそも”標準/普通”とか無いんです。何事も”自分とは違うんだ”ということを前提にアプローチすることが大切だと思います。

二つ目は自分が差別的判断をしてしまうことを認識することです。”自分は差別なんかしてない”と否定していては、いつまでも自分の間違った判断に気がつけません。自分の誤った判断を認めて、それを変えようと努力することが大切だと思います。白くなったチョコレートだって、”見た目は悪いけど、味には問題ないって書いてあるから大丈夫!”と思い切って食べれば、茶色だった頃のチョコと変わらないことに気がつけます。

なんかとても基本的でそれも漠然とした考えですが、こういうこと思いながら、日々”いろんな物事の中身までちゃんと知ろう!”という好奇心を持っていれば得られることたくさんあると思います。みなさんも、中身をちゃんと理解したら良いことに繋がった経験、きっとあるでしょう?

以上、(なんかまとまりの無い文章でしたが)AKBをBGMにお送りしました~。

 

 

 

^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^*^

クリックお願いします!

Read More
separator


separator