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”ネイティブ”なはずなのに…

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どうも、柚子です。

いつもは11時半、遅くとも12時には寝る私ですが、最近は11時半まで宿題をやる日々が続いています。(これでも大学生にしては大分寝るのが早いみたいですが…)お蔭様で(?)もう机の上はぐちゃぐちゃ….。この写真の左側にあるベットの上も机の延長として使ってしまう始末です。

 

必要の無いものばかり出てる…お母さんに怒られそう….。

 

大雪についてお知らせして、先日20℃まで気温が上がったと思いきや、今度はまた氷点下で風がピューピュー吹いたり…。今日は風が強いだけだけれど、明日は雪の予報ともう何だか分からない天気が続いています。そんなこともあってか先週は体調を崩しました。今回はそのときに感じた、言語の壁についてお伝えします。

 

私は4歳のときに渡米して英語漬けになり、6歳の頃には流暢に話せるようになった。学校の勉強も、友達との会話はもちろん、買い物に行ったときの店員の話など、理解するのに苦労することは無くなった。“Native speaker””幼い頃にその言語を取得した者”をさすらしいから、私は英語の”ネイティブ”だと言えると思う。実際レジュメにもそう書いてみた。家族には”弾丸トーク”と言われ、英語を(日本語も…)話すのが早すぎるから落ち着けといわれる。今はアメリカの大学に通い、日々名の知れた哲学者や科学者が書いた文章を英語で読み、授業ではその内容についてのディスカッションに積極的に参加している。

しかし、こんな私でも、未だに言語の壁を感じることがある。それは病院でのこと。

先日ちょっと具合が悪くなった。腹痛と頭痛があって熱っぽい。ルームメイトもインフルの病み上がり、ということもありBrown Health Servicesに電話してみた。Brown Health Services はキャンパス内にある診療所。アメリカにいると医療費が心配だが、大学の保険のプランに加入している私は少なくともここは医療費のことを心配せずに診察や治療を受けられることは分かっている。緊急時以外は予約を取ってから診察を受けるシステムになっている。

 

相手が電話を出て、何の症状で診察を受けたいのか聞いてきた。

私:”I have a stomachache”

(お腹が痛いんです)

相手:”OK, so you’re coming in with abdominal pain”

 (腹痛で診察を受けたいのね)

(私:アブドミ…はぁ???)

私:”Sorry?”

(すみません、今何と?)←電話越しで良く聞えなかったふり

相手:”Abdominal pain”

(腹痛でしょ?)

(私:abdomen=腹部、abdominal pain→腹痛、のはずだ!)

私:”Oh, yes”

(あ、はい。そうです。)

 

この会話のように、Health Services に電話するときは何度が聞えなかったふりして聞き返す。ブラウン生なら知って当たり前なのかもしれないけれど、滅多にアメリカで診察を受けず、身体の部位を学ぶような授業も取ったこと無い私には分からない言葉が多い。例えば去年腰を痛めた際、”どこが痛いの?○○は大丈夫?”など、いろんな身体や骨の部位の名前を言われたけれど、全然分からなかった。

 

私:”I have a headache and a bit of fever as well”

(頭痛と、ちょっと熱もあるんです)

相手:”OK, so you have a headache and a fever”

(なるほど、頭痛と熱があるのね)

(私:微熱って一体何て言えばいいんだろう…?)

相手:”Come in at 5pm”

(じゃあ5時に来てちょうだい)

何だか会話は腹痛よりも、頭痛と熱の方が中心かのような雰囲気で終わってしまった。

 

さあ、いざ診察へ…行く前に、いくつか考えなければいけないことがある。まずは熱。私が日本から持ってきた体温計は摂氏(℃)表示、だがアメリカでは華氏(°F)表示。スマホを使って37.5℃を99.5°Fに変換。アメリカは単位が違うから本当に困る。身長も体重も、スマホなければパッと答えることができない。

次に、痛みをどう表現するか考えてみた。思い浮かぶのは”キリキリ痛い”というどうしようもなく日本語的な表現。日本語は本当に擬態語、擬声語共に豊富だから、日常生活でもいろんな感触を表現しようと思うときに困る。”ズキズキする”だったら”throbbing”だろうし、もう本当に痛いなら”stabbing pain”だろうし….。そんなことを考えているうちにBrown Health Services に着いてしまった。

 

友達に急に誘われ、体調を崩す前はバスで20分ぐらいのところへハイクに行きました。”DANGER!”という標識を無視して急斜面を下りました…。

 

診察が始まった。電話で感じた予感は当たって

看護師:”So, you’re coming in for a headache?”

(頭痛があって今日は来たのよね?)

とまず聞かれた。一番最初の症状は腹痛だったし、熱もちょっとあるから

私:”Yes, but more because of the stomachache. And I also have a bit of fever. Around 99.5″

(はい、でも腹痛の方が辛くて…。そして99.5の熱がちょっとありました)

早速準備してきた情報を利用。

看護師:”OK. Well, it really isn’t a fever until 100.5, but I guess that’s enough to bother you”

(そう。まあ100.5まで熱とは言わないけれど、まあ具合が悪くなるには充分わね)

100.5°Fって一体どれぐらいだろう?”微熱”の表現こんなんで良いんかい。とか、いろいろ思いながら診察は進んだ。幸いなことに、看護師は質問をするたびに、いくつか選択肢をくれる。例えば、

看護師:”How often is you pain?”

(痛みはどれぐらいの頻度であるの?)

看護師:”Is it constant, or it kind of comes and goes, or it hurts when you do something or…”

(ずっとなの?それとも痛かったり痛くなかったり?それとも何かすると痛むとか…?)

こんな選択肢のおかげで、どうにか自分の症状は理解してもらえた。でもやっぱり、自分の言葉で伝えられなかった。選択肢をくれなかったら、私はきっと黙りこんでしまうのだろう。

 

 

看護師:”OK. So it doesn’t seem to be anything serious yet. I’ll say you take acetaminophen for now”

(今のところは何も深刻なものでは無さそうね。 acetaminophenを飲んで様子見てみて)

(私:アセタミノはぁ?)

私:”OK.”(はい)

看護師:”Do you know how much Tylenol to take?”

(どれぐらいタイラノール飲むべきか知ってる?)

(私:アセタミなんちゃらはタイラノールのことか…)

私:”No…” (いいえ)

看護師は特に驚きもせず、丁寧に薬の説明と飲み方の説明が書いてある紙を印刷してくれた。

 

環境学を高校生に教えるプログラムの遠足で、植物園へ行きました。この日の体感気温は-15℃。急いで温室のへ向かっている写真です。

 

アメリカの小学校に通っていたとき、具合が悪くなって早退したことがある。

そのときの私の英語力はまだまだで、先生に何をどうやって言うべきなのか分からなかった。プリントで自習して終わったら先生に確認してもらう、という時間だったので、とりあえず何も持たずに先生の確認を受ける列に並んだ。私の順番が来て、先生に”あれ、プリントは?”みたいな、顔をされたか、聞かれたか覚えていないけれど、そんな気がする。

何を言うかちょっと考えたけど、”気持ち悪い”という英語が分からなかったから、とにかく”I’m cold” と先生に繰り返した。どうにかそれは伝わって、先生に保健室に連れられたけど、保健室で言われたことは何も分からなかった。体温計の数字はもちろん、”ここに横になってなさい”という先生の言葉も何を意味するのかわからず、ベットに座って何かが起きるのを待った。今思うと母は電話越しに、よく”柚子が具合が悪くなって早退する必要があるから迎えに来て欲しい”、と理解できたなと思う。

 

あの頃から私、大して成長してないじゃないか。今でも自分がどう具合が悪いのか、自分の言葉で伝えられない。”どうせアメリカだけだから”って°Fを今でもあまり理解していないけれど、アメリカで生活すつ上でこういうのは大事だと思う。はぁ…もっと医学用語とか、少なくとも病院でよく使うことば、身体の部位、基本の薬ぐらいは覚えないとな…。いくら”英語ができる”と言っても、まだ生活経験が少ないことを改めて思い知らされた。

考えてみれば私の英語力がまだまだなところ、他にもある。例えば数字。10万の桁からよくわからなくなる。日本の人口は120 millionってのは知っているけれど、他の場所の人口など、日本語では知っていても英語で言えない。自分なりに変換したつもりで口に出してみると、大体は多すぎるか少なすぎるかで驚かれる。

なんだか、普段はあまり使わなそうだけれど、とっても大事な英語。今の自分の英語力に満足せずに、これからも日々向上させていかなければ。学問で使う英語、友達との会話で使う英語、ビジネスで使う英語、生活する上で使う英語。いろいろあって違うんだな、と改めて気づかされた出来事でした。

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アメリカ~ン

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“ブー、ブー、ブー”

 
久しぶりにかけた携帯のアラーム。枕元の振動で起こされる。8月25日、朝六時。まだ蝉が鳴き始めない頃。

 
朝食を食べ、洗面をし、着替えて。最後の荷物を入れてスーツケースを閉じる。忘れ物が無いか、部屋を一通り見渡す。私がこの三ヶ月暮らした、リビングの隣の和室。中途半端に中身が入ったタンス、散らかったコタツの机、処分するため袋にまとめた洋服。まるで明日また帰ってくるかのように、生活感が溢れる部屋。本当はもっと整理してから出発するつもりだったのに…準備に慣れてきたからか荷物をまとめるのがぎりぎりになってしまい、あまり片付ける暇が無かった…。母には申し訳ない。

 
空港までは、ありがたいことに父がいつも送り迎えをしてくれる。自分で運転するか聞かれたが、こんな日に事故を起こすのも嫌だったので今回も運転は父にお願いした。携帯には、友達などからの“いってらっしゃい”のメッセージが届いていた。ちょっと寝不足な朝、車内では気がついたら寝てしまっていた。

 
チェックインを済ませ、いよいよ飛行機。ダラスまで12時間。

 
飛行機から降りた瞬間どこからか漂うファストフードの匂い。肌の色が様々な人たち、流れる大統領選のニュース。大きいけど、どこかカオスな空港。ちょっと意地悪な入国審査のおばさん、陽気で優しい荷物チェックインのお姉さん。甘すぎて飲みきれなかったラテ。これらが“アメリカに来た”ということを実感させてくれる。

 

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ダラスの空港の長ーーいエスカレーター

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マックに並ぶ人たち

 

ボストンまでさらに3時間半。時差ぼけか、気づいたら寝ていた。隣の夫婦はこれから更に2回ほど乗り換えをしてデンマークからクルーズに行くらしい。
狭い荷物受け取りのスペース。荷物が出てきてほっとする。あとはバスを待つだけ。5分ほどの遅れでバスは到着。これでプロビデンスまで行けると思うと一安心。

 

出発前夜、家族で外食をした。そのとき父に“来学期の抱負は?”と聞かれてなかなか答えられない自分がいた。“とりあえずがんばる”としか言えなかった。目標が無い訳では無いけれど、正直自分でも今学期がどんな学期になるのかがいまいちイメージできていなくって、具体的なことが言えなかったのだ。

 
いくら奨学金をもらっていると言っても、多額の学費を出してもらって、家族以外にもいろんな人に応援してもらってブラウンに通っているのに、今学期の抱負すらちゃんと言えなくて情けなかった。こんな気持ちで来て良いのか?そんなことを思いながら、むき出しのマットレスにタオルを敷いて寝た初日。

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今年の寮の外見。四階の人はエレベーターが無いから引越しが大変。

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寮の場所を分かりやすく解説!(したつもりです)水色が今年の寮の場所。

 

翌日、早速ラグビーのプレシーズンの行程に参加する。シーズン自体は先週から始まっていたけれど、私は夏休みの仕事があったこともあって一週間遅れての参加。まだ初心者の上、一週間遅れたので不安でいっぱいだ。この日は筋トレとプール。久しぶりで筋力の衰えを感じ、早速筋肉痛になった。

 

 

土曜日はオフ。ようやく荷物の整理をする。ルームメイトが来てからにしようと思ったが、荷物を出す前の方がやりやすいと思って試行錯誤して家具の配置を変えた。今年はベットがなんと1.2mぐらいの高さがあるだろうか。上るのが一苦労だし、落ちないように気をつけたい。寮はキャンパスの中心地。大通り沿いで便利だが、人通りも多く正直うるさい。なんだか東京を思い出す。一人で過ごす一日。ちょっとモールに買い物に行ってみる。斜め向かいの部屋の人たちもいるようだが、なかなかあいさつするタイミングが掴めないというか、何びびってんだよ、私。

 

 

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今年の部屋はこんな感じ!正方形で、天井が高いです。そして棚が多い!

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部屋の奥に自分のコーナー的なのができるようにしました。ベットへの最善ののぼり方はまだ研究中です。

 

プロビデンスも蒸し暑い。でも東京ほどではない。部屋に冷房は無いが、窓を開けていれば普通に過ごせる程度だ。これから晴れの日が続くよう。今日はぼーっとしている時間が多かった。明日からはもっと効率的になろう。今夜はシャワーを浴びて寝るか。そういえば昨日も一昨日も冷たいシャワーを浴びている。これは私のシャワーの操作が間違っているのか、本当にお湯が出ないのか、まだわからない….。メンテナンスに電話しようと思いながら、週末に呼び出せるのかわからないし、週末に呼び出すのも何だか申し訳ない。とりあえず外は暑いし、シャワーは耐えられる冷たさというかぬるさなので我慢するとしよ う。それとも今日はお湯が出るだろうか?

 

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街灯のお花飾りがアメリカらしい

 

暇だなと思っていた一日も、気がつけば夜の9時をまわっている。帰ってきていきなり授業ってよりも、少し落ち着ける時間があってよかった。でもやっぱり一人で過ごすのは寂しいなと感じる。3ヶ月も英語をほとんど使っていなかったからどうかと思ったが、意外にも何の違和感も無く英語に切り替えられた(まだそんなたくさんの人と話したわけでは無いが…)だけどフランス語はやばいと思う。授業が始まるまでに復習でもしておこうか。まだ3日も経っていないのに、もうすでにサンドウィッチなどこちらの食事に飽きる予感がしてきて、これから4ヶ月と考えると….がんばります。

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”これでもか”というぐらい盛られるタイ料理。これで$7はお得かも。

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正直に生きること。

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4年前の夏、瀬戸内海に浮かぶ豊島という小さな島に静かに佇む、ある美術館に訪れたことがある。
それは単なる美術館、単なる建築物、単なる美術鑑賞の場ではなく、
そこに在った芸術は、単なる鑑賞品ではなく。
そこには、確かに、空間の中に宿った命のようなもの。なにかが生きている様だった。
豊島美術館の白く丸い形体は、周りの木々の中に埋もれるように建っている。入り口で、まず靴を脱ぐ。足の裏に感じるひんやりと冷たいコンクリートとその硬さは、その下に在る地が私の身体を常に支えてくれていたことを教えてくれる。一歩一歩がなんだか重い、けれどもゆっくりこの空間の中を歩き続けていたい。空に向かってくり抜かれた2つの円形の穴。それらからは青空が覗き、風が吹き込んで。やがて足元を小刻みに這う水滴は、隣の水滴と、そして又その隣のと。静寂の中。一体化して大きくなったり、分裂して小さくなったりする。これが、この美術館に在るたった一つの作品、内藤礼の「母型」だ。
まだもうちょっとここにいたい、そう思えるなにかがそこにはあった。なにを頭に浮かべればいいかもわからない。この、今まで出会ったことのない感情を理解することができない。でもそこを後にした私は、ふわりとした目に見えないなにかを、身体の芯、ずっと奥にある根っこの部分から感じた。

 

・・・・・

 

見慣れた景色、会い慣れた人々、やり慣れた物事と共に、
私たちは日々のルーティーンを過ごしている。
ブラウンに4年前入学した時、既に6年間をアメリカで過ごしていた私は、自分のことを「留学生」と呼ぶことに違和感を感じ始めていた。英語も難なく喋ることができたし、アメリカの文化や教育システムも十分理解していたし、日々の勉強量は高校時代のものに比べると余裕があるとも思っていた。だから私にとってのブラウン生活は、サバイバルでも、ドラマチックな日々でもなかった。
一日一日が、一つずつそれぞれの輪郭を描くのではなく、それらは「毎日」という一つのバケツの中に入れられて、「日常」という名の大きな塊りになっていく。とっても静かに、流れるように過ぎていく毎日。
風とか、空気とか、影とか、光とか。
そういうものと、自分の毎日が一体化して、流れて消える、そんな感じ。

 

学生として日々学校に通うことも、社会人として日々会社に勤めることも、
受験生として日々勉学に励むことも、就活生として日々面接官と会話することも、
いつかは新鮮さを失い、やがてひとつのルーティーンになっていく。
面倒くさいことも、つまらないことも、飽きてしまうこともきっとあるだろう。
私のブラウン生活も、そのようなものだった。
朝起きて、支度。学校へ行く。
授業を聞く。図書館に行って、課題をする。
友人と言葉を交わす。家に帰って、ご飯を作る。
時々、週末には誰かと外食をしたりお酒を飲んだりして何かについて語る日もあったけれど、それも回数を重ねるうちに日常の一部になっていた。

 

でもある時から、何気ないことに気を向け始めていた。毎日の中に、ふと姿を現わすなにか。
授業で学んだ新しいことや、
自宅への帰路で目にしたなにかや、
友人が口にした言葉や。
それらが、自分の中で静かに感情を生み出していること。それをきっかけに、考え、何かに気づけること。そしてそれは、日常の中に潜む非日常は、目の前になるその何かと、その誰かと、真摯に向き合った先にあること。
服についたシワの一つ、部屋のカーペットに映し出されたブラインドの影、水道の蛇口から落ちる水滴が刻むリズムすらをも。私の中になにかを芽生えさせる。

 

自分がするべきこと、自分が求められていること、
それよりも、自分と自分の目の前にある何か、目の前にいる誰かとの対話。
周囲にどう感じて欲しいか、
それよりも、自分自身がなにをしたくて、言いたくて、描きたくて、伝えたいのか。
ルーティーンを作り上げる一つ一つになにかの意義を見出したい。
意味がなさそうに見えて、何事からも必ず自分が感じることはあるはずだ。

 

そう思わせてくれたのは、紛れもなくブラウンの熊たちだった。

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・・・・・

 

豊島美術館の、あの空間に包まれていた私は、なんだか周りにあるすべてのものがとても尊いものであるという錯覚に陥っていたような気がする。いや、あの時に感じた尊さは、本当に錯覚と呼べるものだったのだろうか。4年前、あの場に住む何か磁石のようなものに惹きつけられて、その力が、一体なんだったのか、この4年間を経験せずには理解できていなかっただろう。

 

自分が何処にいるとか、誰といるとか、
そういう外的要因をすべて取っ払って目の前に在るものと純粋に向き合って。
あの空間が切り取ってくれた毎日の美しさ、日常の中にある非日常、それを目にした時に自分の中に芽生えた感情を、たとえそれが一瞬で消えるなにかだったとしても、信じることができて。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分が今、自分として生きている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな気がした。

 

・・・・・

 

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その瞬間に、何かが自分の中で生まれる。
カタカタと動き出したなにかが、ふんわりと匂いを香らせるなにかが、
煙のようにもくもくと自分の中を少しずつ息苦しくさせながらも。

 

だから私はこの先も、自分の感じるものに対して、正直に生きていきたい。

 

無論、常に正直でいると、とても生きづらい世の中だ。きっとこの先、そう生きることで、真っ直ぐ走っては壁にぶつかって、起き上がって再び走り出した先には又壁があるのだろう。でも、それでも、私はやっぱり、何事に対しても、いつも真正面から向き合っていきたい。それに対して肌で感じる何かと。一瞬に生まれ、消え去ってしまうかもしれない感情と。何十回、何百回言っても伝わりきらないくらい大きな気持ちとも、些細な小さな気持ちとも、全部。そのまま、誠実に対話することが、その先にある何かに繋がるのだと信じたい。
自分の中に在る感情や気づきを表す言葉を何度も口にするとその重みがなくなる、とよく人は言うけれど、回数を重ねたって量が増えたって、言い過ぎのことなんてきっとない。

 

 

 

 

 

だから今、最後の記事を書きながら思ったことを、ここに綴らせてください。

 

 

 

 

 

 

 

4年間、私のブログを読んでくださった皆様、ありがとうございます。
そして。

 

ありがとう、ブラ熊。

 

 

 

 

 

2016年6月6日
小高かの子

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ブービー賞は「下」ではない

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こんにちは、メイです。

 

二週間ぶりとなってしまいましたが、試験がやっとひと段落した喜びを噛みしめています。来週の今頃はまた試験です(笑)

 

***

 

先月の終わりに、SEDS-Brownが主催するディスカッションに行って来ました。SEDSとは

“Students for the Exploration and Development of Space”の略で、宇宙に関連する活動を学生たち

が自ら発信していけるように、手助けをするノンプロフィットの組織です。規模も大きく、世界的に有名なSEDSですが、実は大学ではブラウン学生によるSEDS-Brownがあるのです。

 

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写真は全く関係ありませんが(笑)SEDSのHPはこちら

 

先週柚子が書いていたように、ブラウンにはたくさんのイベントやトークがあり、授業外で学べる機会は様々ですが、その中でも生徒を中心とするディスカッションは貴重な体験です。というのも、やはり学者や著名な方のトークだけですと受け身になってしまいがちなのですが、自分たちが中心なって会話を盛り上げるとなったら、頭がグルグル回りっぱなしだからです。

 

今回は特に、頭のキレそうな上級生をはじめ、宇宙大好き人間が多いメンバーだったため、あれも言いたいこれも言いたいと思いながらも、この人の意見も面白いなと気を付けないと聞く側にもはまり過ぎてしまうことが多々ありました。

 

中でも、NASAの宇宙飛行士に地質学を教えるなど彼らと深く関わりのあるヘッド教授や、ブラウンの工学部の主力であるフリーター教授がいる中での空気はワクワク以外の何物でもありませんでした。トモチーニさんの記事にもたくさん登場しているお二方なのでご存知の方も多いかと思いますが、宇宙といえばこのメンツなのです。

 

***

 

ディスカッションも山場を越えまとめに入ろうとする中、フリーター教授が興味深いことをおっしゃっていました。

 

「オリンピックに出るようなサイクリストって、サイクリングをやっている人々の一角。ということは、この一角を出すには末広がりのベースが必要なわけさ。『下』の層の人がいないと、上の選手の居ようがないでしょ。宇宙も同じだよ。実際に宇宙開発や研究に深く関わっている人は、ちょこっとだけでも宇宙に興味のある人がいるから、生まれるのさ。上を作るには土台をしっかりさせないとね。」

 

確かに、世の中みんながみんな宇宙に深く関わっているわけではない。

 

私のように天文学の授業すらまだしっかり取っていないけど、宇宙に興味を持つ学生や、趣味程度でSF映画は見ているという人。逆に、ヘッド教授のようにNASAの宇宙飛行士の育成を行っている人や、ましてや実際に宇宙に飛びに行く宇宙飛行士。関わり方は様々。

 

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でも最先端の宇宙研究や開発を行う人は、「下」がいてこそ。

 

少しだけ、父が昔ゴルフでもらってきたブービー賞を思い出しました。今となっては、最下位から二番目に与えられるものをブービー賞というらしいのですが、昔は最下位の人の事を指していたそうです。父には申し訳ないと思いながらも、私もブービー賞は最下位の人がとるものだという印象を受けました。

 

最下位なのに何でイイものもらえるの?と子供心ながらに父に尋ねたような気もします。今となっては、深い意味がなくても賞の理由が分からなくもないのですが。

 

サイクリングだって、宇宙だって、ゴルフだって。色々な人が様々な関わり方をしているから、先を先をと進んでいる人がいます。ピラミッド型と言ってしまいますと、優劣が強調されているように見えますが、おそらくフリーター教授は上にいる人が優れているとか関係なく、みなを代表して研究・開発に挑んでいるということを伝えたいのではと思います。

 

***

 

留学も、少しだけ似たようなものかなんて考えます。

 

ここ数年で、海外留学は日本で急激に広がり、日本人生徒の留学への興味も増えてきているように思います。様々な条件や、時には運の有無、タイミングなどが留学への道を隔てる事もあります。「海外で学ぶ」といういわば日本人的な留学への理想を見てみると、もしかしたらピラミッドの上には私たちがいるように見えるかもしれません。もちろん、留学が全てではないですし、海外大にいるからと言って偉いわけでもありません。

 

ただ、もし私達がピラミッドの「上」にいるように見えたり、自分たちでそう感じたりしたとしても、それは成し遂げたものが人より多いというわけではなく、元となって支えて下さっている、もしかしたら名前も知らないような、方がいらしてくれるからです。「留学をしたい」、「留学が全てではない」という意見をはじめ、「留学」との向き合い方が人それぞれであるからこそ、土台となり物事が進んでいるように思えます。

 

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そもそも、ピラミッド型は、三角は三角でも見方によっては「上」が変わってきます。必ずしも、「上」が固定されているわけではありません。いっそのこと、ピラミッドじゃないのかもしれません。というより、どういう形をしているのかもよく分かりません。

 

わたしも、まだ「留学」と向き合う事がまだまだありそうです。

 

少し短めですが、また来週!

 

 

 

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「先生」のよいところ

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こんにちは、メイです。

 

少しずつですが暖かい日が続き、やっと(安定した)春が来たかといった次第です。

おかげさまで風邪はその後寝たらすぐ治りました。

 

早いことに来週からReading Periodに入るため、今週は各授業で最後の仕上げに入ってきています。

 

個人的には明日、人生で最後の数学の授業を受けると考えると、少し感慨深いです。前にケンタさんもおっしゃっていましたが、もう受けないと考えると嫌いな科目でも少し恋しくなるものですね。ですが、さすがに数学について語る気力は今夜ないので、また別の機会に振り返りたいと思います。

 

先週、夏目漱石の「こころ」に書かれていた「若者ならではの淋しさ」についてお話しましたが、意外にも早い段階で、その「淋しさ」の原因が明らかになってしまいました。

 

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「目的物がないから動くのです。」

「あなたは物足りない結果私の所に動いてきたじゃありませんか」

「恋に上る階段なんです。」

 

あまりネタバレをせずに話そうと思います。

 

この場面は、若者が公共の場でいちゃつくカップルを冷やかしたところ、「先生」が彼にかけた言葉です。要するに、恋愛をしていない、正確にはその対象を見つけられていないから、若者は淋しいということらしいです。

 

うおーい、恋愛かーいって一瞬思った自分がいましたが、よくよく考えると「先生」に対する若者の憧れが繊細かつ、絶妙なニュアンスで書かれていると思います。

 

この本の中の「先生」は、はじめ割としっかりとした大人かと思いきや、少しずつ彼の弱みが明らかになっていきます。ですが、その分若者は「先生」という存在に執着していくようです。

 

完璧な人などいないけど、人は完璧でないからこそ美しい。

 

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「私」という若者は、そういう心持で「先生」を見つめています。実際、誰かに憧れたり、興味を持ったりするのも、その人が完璧だと思われたちょうどその時に、人間らしい弱みが垣間見える時から芽生えるものだと思いますし。

 

「先生」はあんなに凄いのに何故世に出ようとはしないのだろう、という若者の感情も、下手をすればただのお節介かもしれませんが、そういう目で憧れの対象を見て初めて、その人を「人」として認識するものなのかな、と今考えたりしています。

 

ちなみにですが、偶然読み終えたピース又吉の「火花」もそのような要素がたくさんありました。もし興味のある方はぜひ!おススメです。

 

完全に小学生の読書感想文みたいになってしまいましたが、要するに「若者の淋しさ」は果たして恋愛だけによるものなのか、それとも夢中になれる何かが不足していることなのか、気になりながら「こころ」を読み進めていきたいと思います。

 

その前に試験勉強ですが、とほほ。

 

それではまた来週!

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若さは淋しい

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こんにちは、(二週間ぶりの)メイです。

 

ここ最近テストやら課題やら…と言い訳はここまでにして、本題に入ります。

(先週は投稿できず、申し訳ないです。)

 

この前、勉強終わりに図書館の邦書コーナーをふらっと見て回った時、たまたま夏目漱石の「こころ」が目に入りました。

 

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だいぶ、ボロボロです。

 

私が日本で通っていた高校では二年生の夏の課題で必ず「こころ」が課題図書として出されるらしいですが、ちょうど自分は留学していた時期なので、読みそびれてしまいました。あれから何度も何度も読もうかと思っていたのですが、まさかこんな身近なところに置いてあっただなんて。

 

「若いうち程淋しいものはありません。」

 

「私は淋しくっても年を取っているから、動かずにいられるが、若いあなたはそうは行かないのでしょう。動いて何かに打つかりたいのでしょう。」

 

まだ数十ページしか読んでいないので、この分の真意は定かではないのですが、なんだか読んでいてグッときました。

 

というのも、何で若い時が淋しいと表現するのだろうかと。

 

長い年月をかけて人間関係を築き上げてないから?

人生経験が浅いから?

知識量が少ないから?

 

どれもこれも、客観的に見てみないと分からなさそうです。でも確かに、とにかく動いていたいという衝動にはとても駆られるのは事実です。色んな人に会って、場所に行き、新しい体験をする。それ自体が何か悪いというわけではないのですが、言われてみれば落ち着きがなくも聞こえます。

 

前にもブログで紹介しましたが、日本にいた際によく通う本屋さんで、ある日おじいさんが一人で俳句コーナーに佇んでいたことがありました。その何気ない光景でも、わたしにとっては年齢的カルチャーショックでした。あんなに静かに、穏やかに、一つの事を全うしているにもかかわらず、経験と知識の広さが垣間見えるような人がいるのだと。

 

その広さ、自分にはまだまだ無いなと思いました。

 

ああ。これが「淋しさ」の原因か、と思いながら本を読み続けています。この本、課題図書としてでもいいから高校生の時に出会いたかったな。

 

ごめんなさい、少し風邪気味なので今週はここまでにして、言い逃げします。

 

それではまた来週!

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物を貸すリスク

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ありえない。ありえない!

常識の無い人の行動にはしばしば驚かされる。そして頭にくる。

先週お伝えした認知科学の授業のクラスメート(この先、Eちゃんと呼ぶ)から、実験に使う物を作るのに絵の具を貸して欲しいと言われた。私が作った装置に黒い絵の具が使われているのを見て、私が絵の具を持っていることを知ったのだろう。そんなに大量に使う訳では無いだろうし断る理由は何も無かったので、黒い絵の具と筆とパレットを貸してあげた。”では木曜日の授業の時に返してね!”と言って手渡した。

 

木曜日、授業にて。

今日は週の始めに行った実験結果をそれぞれ発表する日。Eちゃんは発表の後、約束通り絵の具を返してくれた。貸す時に入れた袋に入れたまま。確認のため中身を見て、驚いた。

貸したものがこんな状態で帰って来たからだ。

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そう、筆もパレットも洗ってなく、黒い絵の具がこびりついていた。

薄いビニール袋から黒が透けて見えた時に”まさか?”と少し思ったが、その予感が的中してしまった。

Eちゃん:”Thank you!”

私:(笑顔で)”You’re welcome!”

心の中:”おい、よくも洗わずに返したな。何考えてんだお前。マジでありえない。”

苛立ちの気持ちを笑顔で隠した。

 

確かに絵の具をきれいに落とすのは大変なことで、もともとパレットも筆も真っ白であった訳ではない。しかし、見てみよう。

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残った絵の具が立体的に固まってる。ティッシュでふき取ろうとした痕跡も無い。本当に使って、そのままほっておいたのだろう。これは確信犯だ。

絵の具は乾くと固まる。特に筆は固まると使えなくなる。それに色が黒!パレットでは次使う時に作った色が見にくくなるし、筆の黒が少しずつ落ちてきたら他の色への影響はとても大きい。いつもまつげがくりっと上を向いていて、黒髪ロングのアジアンビューティーなEちゃんよ、ブラウンの医学大学院(medical school)への入学が保障されているPLMEプログラムに入っている優秀なEちゃんよ、申し訳ないが、君はこんなことも知らないのか。苛立ちを超えて、なんかあきれてしまう。

いくら”人や文化によって常識の定義は違う”と言っても、これはさすがに頭に来た。

まあ、約束通りに授業で返してくれただけ良いとしよう。

些細なことかもしれない。 しかしこういう些細な事がなぜか一番頭にくる。

 

日本であれば、借りたものは元の状態にしてなるべく早く返す、当たり前ですよね。元の状態どころか、お菓子など、何か付け加えて返すことも多い。これは貸してもらったことへの感謝の気持ちの表現だと思う。使ったらきれいに戻すのは最低限の常識で、何ならそれ以上のことをするのもほとんど当たり前だ。

しかし、日本以外ではどうだろう?

よく”外人に物を貸すと返してもらえない”ってこと、聞きませんか?少なくとも私の経験上、これは良くあります。とある私の日本人の友達は、外人の友人が、以前貸したペンを使っているを見て”あ!”と指差したら”そう、これ君がくれたペンだよ。”と言われたとか。

これは貸す時の勘違いによる出来事なのだろうか?それとも文化によって”物を貸す”という概念が全く違うのか?いや、でも”借りた物は元の状態にして返す”ってことぐらい、万国共通であってほしい。

理由はどうであれ、こういうことが続くと人に物を貸したくなくなってしまう。だから私は授業の時は貸せるペンを持っていると思われないように、筆箱を鞄の外に出さないようにしたりしている。

けちな人になりたく無いし、日本人なら誰にでも物を貸せる訳でもない。しかし、物を貸すときにはやっぱりリスクがあるんだと改めて思わされた。みなさんもお気をつけください。

 

すみません。ただの愚痴になってしまいましたね。お詫びに、先日遭遇したなんともかわいらしい子を紹介します。

 

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あら、かわいい

 

こんな小さなリス、初めて見ました。大学の建物の中に迷い込んでしまったのを、何人かの生徒が外に出してあげたそうです。まだ人間への警戒心が少ないのか、生徒の靴に自ら乗ったりしてました。

 

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巨人の足じゃないよ、リスが小さいんだよ!

 

嫌な気持ちも、吹き飛ばしてくれますね。

 

P.S.絵の具は石鹸だ洗ったり、爪で剥ぎ取ったりを繰り返してほとんど落ちました。

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今週。

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どーも。
小高です。
今、日本から友人がプロビデンスに来ておりまして。
ウィスキーを飲みながらいい音楽を聴いて聴いて気持ちよくなってる次第であります。
と、いう、こと、で。今日は最近撮った写真だけで。お願いいたします。
来週は、冬休み頃からずーっといろいろ考えてきたことについて。書きたいな。
最近プロビデンスは良いお天気でする。
先週のマイナス25度は一体なんだったのかしらねぇ。

 

thumb_IMG_6852_1024いいお天気だったので、ブラウンの近くのIndia Point Parkへお散歩。
thumb_IMG_6877_1024またまた模様の絵を描いております。

 

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柚子の部屋。

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どうも!柚子です!

“そろそろたまった洗濯をしないと!”

と思って洗濯機を回したのは良いものの、洗濯が終わって来てみたら全ての乾燥機が使用中…。2つは終わっているけど入れた人が取りに来ない…。洗濯機も全て使用中だったので、取りに来るまで洗濯室でブログ書きながら待機しています。

 

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洗濯機と乾燥機がそれぞれ4つあります。両方とも使用料一回1.5ドル。

 

洗濯機の混雑は寮生活では良くあることですが、高校のときは取りに行くのが遅いと勝手に洗濯物が取り出せれていたり、終わって無いのに半乾きの服が乾燥機から出されていたりとひどい状況でした。おまけに小銭は機械に吸い込まれるは、乾燥機はいくら回しても乾き足りなかったりと…。なので結局二年目は手洗いしてました。それに比べたらブラウンの洗濯機はちゃんと洗って乾かしてくれるので何も文句はありません。

さーて、ブラ熊では等身大の留学生活をお送りしてきましたが、今日はその”生活”の中心でもある”寮の部屋”を紹介しちゃいます!

まず、寮について簡単に説明しますと、ブラウンでは2年生までは必ず学校の寮に入ることになっていて、3年生からはOff- Campus Housing と言って例えば近くのアパートに住んだりできます。寮は1年生の寮、2年生の寮、と学年ごとに選べる寮が決まっていて、他にはEnvironmental house やFrench-Spanish houseなど、ちょっと特殊な家もあります。

一年生はみな二人部屋で大体は男同士、女同士ですが、希望すればGender Neutral Housingと言って、男とか女とかの観念にとらわれない部屋を選ぶこともできます。なので、私の友達は生物学上女ですが、生物学的には男のルームメイトと暮らしています。この選択肢があるのは、なんともブラウンらしい一面です。

一部女性専用の寮がありますが基本的に寮は男女分かれておらず、例えば私は向かいの部屋は女の子たちですが、お隣さんと斜め向かい側は男子です。だから私はシャワーなんかに行くときタオル姿で廊下を歩くのには抵抗がありますが、そんなのを気にしない人も結構います。

私はキャンパスの北端のPembroke Campus にあるAndrews Hallという寮に住んでいます。この寮、1年生の寮の中で一番良いと言われてるので、本当にラッキーでした。

 

Andrews Hall - Google マップ

地図はブラウンキャンパス全体。オレンジで囲んだ部分がPembrokeで赤いしるしがAndrews。

 

私の部屋は三階、ドアを開けると…

 

じゃーん

 

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左手前にあるのは冷蔵庫。ちなみに”おーいお茶”はルームメイトが持ってきたもの。

 

こんな感じです。

生徒一人につきベッド、マットレス、枕、タンス、机と椅子、金庫とゴミ箱が一つずつ部屋に備わってます。左側が私の部屋で、右側がルームメイトのです。

お気付きかもしれませんが、ベットの高さがとても高いです。これはベットの下に収納できるようにです。私はスーツケースぐらいしかおいていませんが、人によってはもっと高さを高くして(調整可能なんです!足りなければ更に土台の上にベットを乗せる人も)もはやロフトベットになっている人もいます。そんな人は梯子を使ってベットに上ります。

 

DSC07161

殺風景ですね…。つまらなくてごめんなさい。

 

冷蔵庫はルームメイトが持ってきてくれました。真ん中のカーペットは学期の初めに二人で購入。部屋に電子レンジやテレビを置く人もいます。

暖房はありますが、冷房は無いので夏はとても暑かったです。

電気は蛍光灯が天井に二つ、それぞれ違うスイッチで付きます。なのでいつもルームメイトより早く寝る私は自分側の電気だけ先に消して寝ます。

窓にはカーテンではなく白いスクリーンがあり、これが結構気分屋で、素直に上がったり下がったりしてくれる時と、何度試しても半分までしか上がってくれない時と…ちょっとコツが必要な厄介ものです。窓はちょっと古臭くって、風が吹くとちゃんと締めていてもどこかに隙間があるのか、ピューピュー音がします。

私の壁はポスターとか何も貼ってなくてなんとも地味な感じですが、壁を傷つけなければ飾り付けは自由にしてオッケーになっています。

 

ではここからは、なぜAndrews Hallが一番良い寮と言われるのか、その理由を紹介します!

 

1.洗面台がある

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部屋に入ってすぐ、洗面台があります!これがあるのは校内でAndrews だけなのかな?朝の洗面やのどが渇いた時にいちいち部屋を出なくて良いのでとても便利です。

 

2.部屋が広い

部屋のメインの部分だけで12~15畳ぐらいの広さはあるかな?それに加えてウォークインクローゼットと洗面台のある部分があります。考えてみれば、東京ではマンション暮らしなので、家のLDKを組み合わせたのと同じぐらいの広さ…。

 

3.ウォークインクローゼットがある

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奥半分を私が使用してます。

 

大きなウォークインクローゼットが部屋の奥に、小さいのが部屋の入り口、洗面台の向かいにあります。他の寮だと部屋が狭い上に本棚とドレッサーと家具が多いので、Andrewsでは部屋がさらに広々と感じます。それにもちろん、ドレッサーより収納できる容量が多いです。

 

4.食堂がある

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16時という微妙な時間に撮ったのであまり生徒はいない。両端は部屋があったり、ソファがあったり、雰囲気の良い場所です。

 

寮の地下一階に、Andrews Commons という食堂があります。それも校内では結構人気な食堂です!フォーなどアジア料理があったり、あとは釜で焼いてるピザなどがあります。これがあるから週末は寮から一歩も出ない引きこもり生活ができちゃうんです…。

 

あとは生活する上でとーても重要なトイレを紹介します!

私の住んでいる廊下には男子トイレとGender neutral(男女問わない)トイレがあります。鍵が無いと入れないようになっているのですが、面倒なのでテープで鍵が閉まらないように止めてあります。

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シャワーはこんな感じ。まあすごくきれいって訳でも無いかな?

 

トイレが2つ、シャワーが3つ、洗面台が2つあります。掃除はお掃除の方々がしてくださり、石鹸とトイレットペーパーも提供してくれます。しかし予備のトイレットペーパーが置いてないので、時には”3階に全くトイレットペーパーが無い!?”という状況に陥ることも(笑)

他の共同スペースといえば、勉強用のラウンジが各階に2つと、洗濯室、地下に共同のキッチンがあります。ちなみにAndrewsのキッチンはなんかとても暗い雰囲気で、調理器具も全くなく、あまり使われている様子はありません…。

 

どうでしたでしょうか?

少しはブラウンでの生活が想像できましたか?

本当に寮によって場所も、部屋形や大きさ、設備など全く違うので、今回の私の部屋は参考程度に思ってくださいね。いろんな人の部屋を見てみると、やっぱり生活の中心とあってみんな自分なりに飾り付けしたりと、”その人らしさ”がすごく現れていていることが多いです。気になるならば、他のブラ熊メンバーに部屋を紹介するようリクエストしてみては?

 

P.S.前回、”来週今学期の授業紹介します!”と言いましたが、今日は部屋を紹介する気分になってしまったのでそれは来週にお預けということで。(すみません…)でも来週のほうがきっと授業の内容についてもっと語れると思うので!待っててください。

 

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アメリカの高校生活・大学生活

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投稿遅れてすみません、巴基です!

 

期末テスト乗り切っていよいよ冬休み!楽しむぞー!

 

ちなみに現在ロサンゼルスにある親の家にいます。という訳で冬休み中はカリフォルニアからお届けします!

 

で、今日の本題ですが大学一学期目が終わったということでアメリカの高校生活と大学生活を比べてみたいと思います(“僕の”が付きますが)。

 

まずは高校の頃の僕の日程:

 

月曜日から金曜日

午前7時15分:起床、朝ごはんを食べる

午前7時35分:家を出て友達と合流。30分かけて学校まで歩く(ちなみに友達は1時間かけて歩いてました)。

午前8時15分:最初の授業が始まる。4年生の時を例とすると1時間目は統計学。(ここから授業は4年生の取っていたものになります)

午前9時20分:2時間目、Teacher’s Assistant(先生の助手)。簡単な採点や、授業で使うものの準備の手伝いなどが主な仕事。早く終わった場合は宿題をやらせてくれる。

午前10時30分:少し休憩時間があった後3時間目、経済学。

午前11時30分:4時間目、吹奏楽。前の趣味の記事にも書いてありましたが、僕は吹奏楽ではクラリネットを吹いていました。

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こんな感じで。ちなみにこれはカーネギーホールで吹く前のリハーサルの時の写真です。

 

午後12時35分:ホカ弁を食べながら友達と3DSで大乱闘スマッシュブラザーズ。友達はたいていカフェテリアのピザを持って来たりタッパに入れて家から持って来たりしていました。

午後1時10分:5時間目、物理。

午後2時20分:6時間目、英語。

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教室の写真を探したら友達が寝ている画像ばっか出てきた(笑)

 

午後3時15分:下校時間。友達とまた30分かけて家に帰る。

午後4時:宿題。やる気が起きなかった場合はYouTube動画を見てストレス解消。

午後6時:ピアノの練習。

午後7時:お風呂に入る。うちは普通のアメリカの家と違って大きいバスタブがあったので。

午後8時:親と一緒に晩御飯を食べる。基本テレビは風呂に入りながら見て、晩御飯はテレビなしで会話を楽しむ。

午後9時:録画しておいた日本のチャンネルかアメリカのグルメチャンネルの番組を親と一緒に見る。

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アメリカ版料理の鉄人。知らない人へ:料理の鉄人は前にフジテレビでやっていた料理対決番組で、ある一つの食材をテーマにして料理を作るというもの。ちなみに日本版から微妙に変わっていて5品最低でも作らなければいけないというルールになっています。

 

午後10時:ようやく本格的に宿題開始。たいていの場合は問題集などは学校で片づけるようにしていたのでこの時間はエッセイや受験などの時間がかかるもの。

午後11時~午前1時:就寝。

 

火曜日は特別で学校の後はお母さんが迎えに来てくれてピアノの個人レッスンに連れて行ってくれていました。また、水曜日は“Late Start”といって学校が午前9時30分からだったので少しだけ寝る時間が増えました。

 

週末:親と録画した番組を見たり、一緒にテニスをしたり、友達の家に行ってスマブラやボードゲームをして遊んだり。最後のは4年生からの物で、高校3年生まではたまに友達とテニスをする以外はあまり友達と学校外で遊んでいませんでした。

 

高校生活はこんなものですかね?では大学のスケジュールを書きたいと思います。ただし、高校生活ほどスケジュールは決まったものではありません。

 

月曜日、水曜日、金曜日:

9時から応用数学の授業。9時って遅い!って思っている方、僕も高校の頃だったらそう言っていましたが、大学に来てからは8時45分に起きるのが本当に大変でした(おかげで死ぬほど疲れていた時は午前中の授業は受けられませんでした。。。)

10時からはコンピューターサイエンスの授業。途中からこのクラス、宿題が多すぎて授業の間も宿題をしていました。とほほ。

11時からは気分次第で宿題をする、あるいは昼寝をする。

12時に昼ご飯を食べる。昼の定番はAndrews Commonsという食堂で平日は毎日提供しているPho。

1時からは現代東アジアの歴史の授業をユウさんと受ける。主に教授が歴史の考え方を説明したり、小さめのクラスなのでみんなでディスカッションをしたりという授業でした。

2時からは中国語。このクラス、実は4人の先生が入れ替わりで教えてました。毎日先生のパワーポイントを見ながらみんなで文章を読んだり、先生の質問に答えたりというのが主な授業内容でした。

ここまで授業をとってかなりへとへとなのに、月曜日はさらにコンピューターサイエンスのラボが2時間、水曜日は3時半から一人の中国語の先生とクラスメイトで中国語の練習を30分。特に月曜日は本当に地獄でした。。。

授業を終えたら死ぬほど忙しくない限りピアノの練習を1時間。その後は時間次第で宿題をやったり晩御飯を食べたり。大抵は寝るまで宿題をやっていました。

火曜日:

午後12時からは応用数学のRecitation Session。ようは復習や授業で学んだことの応用等を組み込んだ問題集をクラスメイトと一緒に解く時間。教授は“やらなくてもいいけどやった方がいいよ”と言っていたので毎週行っていました。教授がやった方がいいと言ったらもうそれはほとんど“やらないとダメ”みたいなもの(笑)。

午後2時半からは中国語。ブラウンの授業はほとんどが一日おきか週に1回長い授業があるという仕組みなのですが、語学だけは毎日あります。

 

木曜日:

午前10時からピアノの個人レッスン。普通の授業の半分のクレジットはもらえる。

火曜日と同じく午後2時半から中国語。

 

その他:

合気道:火曜日、木曜日の午後9時から午後11時と金曜日の午後7時から午後9時。はっきり言って学期の最後のほうは週1回か2回しか行けてなかった。

剣道:水曜日、日曜日の午後8時から午後10時。これも学期の最後のほうはあまり行けてなかった。

 

土曜日:

特に予定は無し。よく寝坊していた^_^;

 

日曜日:

午前10時から毎週ブラ熊のミーティング。その後ミールプランを持っているほかのメンバーとブランチが定番だった。

午後1時からはボランティアで近くの高校の生徒に1時間のピアノの個人レッスンを行う。授業の内容は完全に自由に作っていいのですが、何せ誰かに教えるという行為自体はじめてだったので最初はかなり参考書に頼っていました。最近は少しづつ生徒に合わせて授業内容を考えています。

午後2時からは今度は自分がピアノの練習。

これで終わったころには3時で、8時から剣道があったので日曜日はほとんど毎週つぶれていました。絶対今学期大変だった理由の一つ。

 

(ちなみに予定を書いていない時間は宿題で埋まっていました。はい。)

 

いかがでしたか?何かちょっと長くなってしまいましたね。。。最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。

 

補足:大学に通い始めてからは毎日3時ごろに寝ていました。。。皆さんはもっと健康に気を使ってくださいね^_^;

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